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十七章 甘えたさん
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へんな笑いの後
DVDプレイヤーの中にそれを入れる
始まったのは映画みたい
『何見るんですか?』
「ゾンビや〜!これまだ見たことなかってん!」
何しにここに帰って来たのか…
ま、でも一緒に居られるならいいかと思い
私もソファの隣に座る
「こら、久美は寝ろや」
『やです!せっかく一緒に居れるのに!』
「やっぱり熱あるんとちゃう?」
『は?』
「いや、素直やから」
言ってしまってからカァーっと顔が熱くなる
「ヒヒッ、エエやん」
そう言うと私の肩をグッと自分の方に抱き寄せる
「寒ぅないか?」
『温かいです』
「ヒヒッ」
目の前には町中を彷徨くゾンビ
だけど2人の間には甘い空気が流れていた
薬が効いてきたのか、ウツラウツラとしてくる
「ほら、もうベッド行くで?」
『ん、まだぁ…平気で…す』
私は真島さんの腰に抱きついて離れたくない意思をアピール
「フン、可愛ええやないか、一緒に居ったるから、大丈夫や」
『んふ…ん』
記憶が曖昧になってきた頃に
「久美…愛しとる、お前だけやで」
と、いつになく優しい低い声で呟いたのが
聞こえたような気がする
私も、と応えたかったのにもう声が出なかった
夜中に喉が渇いて目が覚めた
真島さんがベッドに運んでくれたみたい
起きた時に、ものすごく喉が痛くて頭もボーッとしてる
とにかく喉を潤したいと思って
フラフラとキッチンへ壁を伝って歩く
リビングの明かりは消えていた
真島さん、戻ったのかな?
少し寂しくも感じながら冷蔵庫を開けて
冷えた麦茶をコップに注ぐ
片手で持つのも辛い
ゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲むと
ゴソゴソっとソファから音がした
『え?』
「久美?大丈夫か?」
寝起きの掠れた声で聞こえるのは間違いなく真島さんの声
『あ、起こしてすいません、それにそんなところに寝かせてしまって…』
「そんなことかまへん、しょっちゅう事務所のソファで寝とるわ」
『まあ、その辺のベッドよりも寝心地いいかもしれないですけど…』
高級そうなソファだもんね…
「声、酷くなっとるな」
『あ、起きたら結構痛くなってました』
「鼻声だしな」
『そうですかね』
「なんか、ちょっとセクシーやな」
『何言ってるんです?』
真島さんは、そんな事を言いながら起き上がると私を抱きしめに来た
頭を撫でながら
「俺が神様ならお前の風邪なんぞ直ぐに治してやれるのにな〜」
『私にとっては神様くらいの存在です』
「ヒヒッ言うのぅ」
『そばにいれるだけでホントに幸せ』
「やっぱ、来てよかったわ」
「ほれ、もう寝ぇ」
『真島さん、風邪移っちゃったらゴメンなさい』
「俺は風邪なんかもう何十年もひいとらんわ」
『フフッ風邪も逃げていきそう』
「もし、移ったら…せやな、看病頼むわ」
『もちろんです』
急にフワッと宙に浮く感覚がして
抱き上げられたんだとわかった
そのままベッドまで運ばれて、チュッと
おデコにキスをされる
DVDプレイヤーの中にそれを入れる
始まったのは映画みたい
『何見るんですか?』
「ゾンビや〜!これまだ見たことなかってん!」
何しにここに帰って来たのか…
ま、でも一緒に居られるならいいかと思い
私もソファの隣に座る
「こら、久美は寝ろや」
『やです!せっかく一緒に居れるのに!』
「やっぱり熱あるんとちゃう?」
『は?』
「いや、素直やから」
言ってしまってからカァーっと顔が熱くなる
「ヒヒッ、エエやん」
そう言うと私の肩をグッと自分の方に抱き寄せる
「寒ぅないか?」
『温かいです』
「ヒヒッ」
目の前には町中を彷徨くゾンビ
だけど2人の間には甘い空気が流れていた
薬が効いてきたのか、ウツラウツラとしてくる
「ほら、もうベッド行くで?」
『ん、まだぁ…平気で…す』
私は真島さんの腰に抱きついて離れたくない意思をアピール
「フン、可愛ええやないか、一緒に居ったるから、大丈夫や」
『んふ…ん』
記憶が曖昧になってきた頃に
「久美…愛しとる、お前だけやで」
と、いつになく優しい低い声で呟いたのが
聞こえたような気がする
私も、と応えたかったのにもう声が出なかった
夜中に喉が渇いて目が覚めた
真島さんがベッドに運んでくれたみたい
起きた時に、ものすごく喉が痛くて頭もボーッとしてる
とにかく喉を潤したいと思って
フラフラとキッチンへ壁を伝って歩く
リビングの明かりは消えていた
真島さん、戻ったのかな?
少し寂しくも感じながら冷蔵庫を開けて
冷えた麦茶をコップに注ぐ
片手で持つのも辛い
ゴクゴクと喉を鳴らして一気に飲むと
ゴソゴソっとソファから音がした
『え?』
「久美?大丈夫か?」
寝起きの掠れた声で聞こえるのは間違いなく真島さんの声
『あ、起こしてすいません、それにそんなところに寝かせてしまって…』
「そんなことかまへん、しょっちゅう事務所のソファで寝とるわ」
『まあ、その辺のベッドよりも寝心地いいかもしれないですけど…』
高級そうなソファだもんね…
「声、酷くなっとるな」
『あ、起きたら結構痛くなってました』
「鼻声だしな」
『そうですかね』
「なんか、ちょっとセクシーやな」
『何言ってるんです?』
真島さんは、そんな事を言いながら起き上がると私を抱きしめに来た
頭を撫でながら
「俺が神様ならお前の風邪なんぞ直ぐに治してやれるのにな〜」
『私にとっては神様くらいの存在です』
「ヒヒッ言うのぅ」
『そばにいれるだけでホントに幸せ』
「やっぱ、来てよかったわ」
「ほれ、もう寝ぇ」
『真島さん、風邪移っちゃったらゴメンなさい』
「俺は風邪なんかもう何十年もひいとらんわ」
『フフッ風邪も逃げていきそう』
「もし、移ったら…せやな、看病頼むわ」
『もちろんです』
急にフワッと宙に浮く感覚がして
抱き上げられたんだとわかった
そのままベッドまで運ばれて、チュッと
おデコにキスをされる