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十三章 叶わぬ恋敵?
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真島さんと一緒に暮らすことになった私は、文字通り身一つという感じでやって来た
後のことは任せとけ
って言うから本当にそのまま
別に前の男はあの場所は知らないから、来たことはないんだけどね
そう言えば…
連絡があった
一番恐れていた連絡
アイツが出てくる
真島さんに言おうかどうしようか…
まだ迷ってる…
『今日は、サエと飲んで帰ります』
「おぉ、久々やな、終わったら連絡しぃ、迎えに行くわ」
『大丈夫ですよ』
「嫌じゃ〜、どうせ帰るとこ一緒やろ?」
『ふふっ、分かりました』
仕事を終えて、サエと待ち合わせの場所へ
どうせ遅れて来るから見渡せる近くのカフェで待機していた
「あれ?真島さんの彼女?」
ビクッとして振り向くと
『あ!キャバクラの?』
「覚えてもらってたなんて光栄だ」
『あの時は、お騒がせ致しました…』
「大丈夫、慣れてるから」
慣れてるとは?
「真島さんと待ち合わせ?」
『いえ、今日は友達です』
「そっか…」
『?』
「いや、なんでも…じゃ、またお店にでも来てね!」
『あ、はい、では』
なんか、不思議な雰囲気の人だよな〜
あ、サエだ
秋山さんとすれ違いざまにめっちゃガン見してる!
「ちょっと!またヤクザにナンパされてたの?久美!」
『違う!前に桐生さんに連れてってもらったお店のオーナーさんだよ』
「なんか〜怪しい雰囲気バリバリ醸し出してる男だなぁ〜」
『そう?普通…ではないか』
「そんなのばっかり引き寄せんね!久美は」
『やめてよ、秋山さんはなんでもないし』
「んで?アイツ出てくるんだって?」
サエは、遠慮なしに聞いてくる
でも、そんな所が気を使わなくていいからずっとツルんでるんだろうな
『連絡が来たの』
「でも、もうあの町にもいないし、今は真島さんとこでしょ?絶対安心じゃん」
『まだ、真島さんには言ってないんだ』
サエがため息をつく