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十一章 キャバクラで
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「桐生さんの彼女?」
『あ、いえ、友達?』
「そうなんだ、どうぞ?」
と言うと、桐生さんが女の子に連れていかれた席に案内された
桐生さんのことを少し睨む
「あ…すまん」
『いいですけど』
「桐生さん、そちらの方とごゆっくりどうぞ、雪ちゃんには言っときますから」
「ああ、悪いな、雪には今度また来るからと言っといてくれ」
「はいはい」
「では、ごゆっくり」
その男性は、ヒラリと振り返ると
ポケットに手を突っ込んで事務所っぽい扉へフラフラと消えていった
「アイツは、ここのオーナーの秋山だ」
『へぇ〜、なんか、こういう所のオーナーって感じには見えないですね』
「ああそうかもな、スカイファイナンスって会社もやってる」
『敏腕なんですね』
「元は大手の銀行マンだったらしいからな」
『全然見えませんね、フフッ』
ボーイさんがお酒と氷を持ってきてくれた
ここは、女の子もいないし、私が作ればいいのかな…
「別にいいぞ、そんな事しなくても」
『ちょっとやってみたかったので作りますよ、ロックでいいんですよね?』
「フッ、ああ」
氷をグラスにカランカランと入れる
ウイスキーのボトルからグラスへトクトクと
注がれる金色の液体から特有の甘い香りがしてくる
『どうぞ、桐生さん』
「ああ、悪いな」
私も自分の分を作って、軽くグラスを合わせる
「で?兄さんとはどうなった?」
『無事に正式な許可がおりました』
「良かったじゃないか」
『なので、キャバクラには誘わないで下さいね』
「フッ、そうだな」
「しかし、兄さんが恋人を作るとはな」
『そんなに有り得ない事なんですか?』
「まあ、男だからそれなりには女には興味あるだろうけどな、冗談めかして誘うような所は何度か見たが…」
『なるほど〜』
「喧嘩にしか興味無いと思ってたな」
『極道らしい極道ですね』
「そうだな、これから苦労するぞ?」
『フフッ、ドンと来いですよ』
桐生さんが、少し左の口角を上げて言った
「兄さんが惚れた理由がなんとなく分かるな」
『なんですか?』
「兄さんに似てるよ、久美」
『え〜!?』
『あ、いえ、友達?』
「そうなんだ、どうぞ?」
と言うと、桐生さんが女の子に連れていかれた席に案内された
桐生さんのことを少し睨む
「あ…すまん」
『いいですけど』
「桐生さん、そちらの方とごゆっくりどうぞ、雪ちゃんには言っときますから」
「ああ、悪いな、雪には今度また来るからと言っといてくれ」
「はいはい」
「では、ごゆっくり」
その男性は、ヒラリと振り返ると
ポケットに手を突っ込んで事務所っぽい扉へフラフラと消えていった
「アイツは、ここのオーナーの秋山だ」
『へぇ〜、なんか、こういう所のオーナーって感じには見えないですね』
「ああそうかもな、スカイファイナンスって会社もやってる」
『敏腕なんですね』
「元は大手の銀行マンだったらしいからな」
『全然見えませんね、フフッ』
ボーイさんがお酒と氷を持ってきてくれた
ここは、女の子もいないし、私が作ればいいのかな…
「別にいいぞ、そんな事しなくても」
『ちょっとやってみたかったので作りますよ、ロックでいいんですよね?』
「フッ、ああ」
氷をグラスにカランカランと入れる
ウイスキーのボトルからグラスへトクトクと
注がれる金色の液体から特有の甘い香りがしてくる
『どうぞ、桐生さん』
「ああ、悪いな」
私も自分の分を作って、軽くグラスを合わせる
「で?兄さんとはどうなった?」
『無事に正式な許可がおりました』
「良かったじゃないか」
『なので、キャバクラには誘わないで下さいね』
「フッ、そうだな」
「しかし、兄さんが恋人を作るとはな」
『そんなに有り得ない事なんですか?』
「まあ、男だからそれなりには女には興味あるだろうけどな、冗談めかして誘うような所は何度か見たが…」
『なるほど〜』
「喧嘩にしか興味無いと思ってたな」
『極道らしい極道ですね』
「そうだな、これから苦労するぞ?」
『フフッ、ドンと来いですよ』
桐生さんが、少し左の口角を上げて言った
「兄さんが惚れた理由がなんとなく分かるな」
『なんですか?』
「兄さんに似てるよ、久美」
『え〜!?』