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九章 もう1人の私
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仕事帰りに駅まで歩いてると、一人の男性が話しかけてきた
「あ、あの…」
『はい?』
「久美…さんですよね?」
『はい、そうですが』
「ああ、良かった!俺、真島組の西田です」
『あ!前に車で家まで送ってくれた?』
「はい!そうっす」
西田さんは、頭を掻きながら
「あの…」
「親父が、怪我して入院してるんす」
『え?!』
「言うなって言われてるんですけど…」
『怪我って、大丈夫なんですか?』
「ああ、親父めっちゃ丈夫なんで今は大分元気です。刺された時はヤバいと思ったんすけどね」
刺された…?
『刺されたんですか!?』
「あ、そ、そうなんす、女に」
『…』
「あ!違いますよ!あの、一方的に店の女が親父に惚れてて…」
「今まで、適当にあしらってたみたいなんすけど、親父が本気で惚れた女が出来たからもう来ないって言ったみたいで…」
え…
「そしたら…そのこんな事に…女にやられたなんて恥だから絶対言うなって」
『そ、そうだったんですか…』
「治るまで連絡しないつもりみたいだったんで、姐さんが心配するんじゃないかと…で、突然すいません!」
姐さん…?
『姐さんって…私の事ですか?』
「あ、はい!親父の連れなんで」
なんか、少し嬉しかった
よく分からない関係でもあったから
素直に嬉しかった
「親父が、本気で惚れたって…姐さんの事ですよね」
『…いえ、どうなんでしょう…』
そんなふうに聞かれても、そうですなんて言えないよね
「親父が本気で惚れるなんて、今まで聞いたことなかったんで…なんか、俺ちょっと嬉しくて…だから、こんな事で壊れて欲しくなくて、すいません!」
「あ、あの…」
『はい?』
「久美…さんですよね?」
『はい、そうですが』
「ああ、良かった!俺、真島組の西田です」
『あ!前に車で家まで送ってくれた?』
「はい!そうっす」
西田さんは、頭を掻きながら
「あの…」
「親父が、怪我して入院してるんす」
『え?!』
「言うなって言われてるんですけど…」
『怪我って、大丈夫なんですか?』
「ああ、親父めっちゃ丈夫なんで今は大分元気です。刺された時はヤバいと思ったんすけどね」
刺された…?
『刺されたんですか!?』
「あ、そ、そうなんす、女に」
『…』
「あ!違いますよ!あの、一方的に店の女が親父に惚れてて…」
「今まで、適当にあしらってたみたいなんすけど、親父が本気で惚れた女が出来たからもう来ないって言ったみたいで…」
え…
「そしたら…そのこんな事に…女にやられたなんて恥だから絶対言うなって」
『そ、そうだったんですか…』
「治るまで連絡しないつもりみたいだったんで、姐さんが心配するんじゃないかと…で、突然すいません!」
姐さん…?
『姐さんって…私の事ですか?』
「あ、はい!親父の連れなんで」
なんか、少し嬉しかった
よく分からない関係でもあったから
素直に嬉しかった
「親父が、本気で惚れたって…姐さんの事ですよね」
『…いえ、どうなんでしょう…』
そんなふうに聞かれても、そうですなんて言えないよね
「親父が本気で惚れるなんて、今まで聞いたことなかったんで…なんか、俺ちょっと嬉しくて…だから、こんな事で壊れて欲しくなくて、すいません!」