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八章 マジです
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結局、電話しろと言われたけど出来ずにいる私
向こうからの連絡を待つのみ
でも、そんなに辛くはない
お互い大人だし、それなりにやる事も多いし
恋愛で頭が一杯になる歳でもない
なので、意外と普通に過ごしてた
仕事も、最近は人員不足で本当に残業続きもあって
サエとも飲みに行けてない
月半ばだけど、今月いっぱいはそんな感じになりそうかなと思っていた
もうすぐ夏だっていうのに…
そんな独り言を言った時にスマホが鳴る
ディスプレイを見ると、真島さんだった
『もしもし』
「久美ちゃん?」
『はい、お疲れ様です』
「おう、もう家か?」
『はい、今帰ったところです』
「ならまだ出れるかいな」
『え?』
「迎えに行くから出て来いや」
『は、はぁ…』
「おい、もっと喜べや〜」
『フフッ、はい!待ってます』
「よっしゃ、ほな後でな」
急だな〜
こう言うのを受け入れちゃうからいけないのかな…
惚れた弱みだな
30分位すると、短くクラクションが鳴る
キッチンの方の窓から見てみると
車に寄りかかってタバコを吸う真島さんが街灯の灯りでぼんやりと見えた
始めのタバコか…
でも、様になってて思わずニヤけちゃう
私も大概だな
急いで下まで降りると
「んな急いで来んでも」
と言って笑ってる
「早く会いたかったんです」
「ヒヒッ」
何を笑うところなのか
こっちは真剣だってのに!
「ほな、行こか?」
『はい』