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一章 出会い
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そこの姉ちゃん…
な?そこの姉ちゃん?
ハッと顔を上げるとその隻眼と目が合う
念の為後ろも振り返っとく
誰も居ない
やっぱり自分のことか
「な?」
『えっと…はい』
盗み聞きをしていたのを少し気まずく思いながら答える
「ほれ、カタギの貴重な意見やで?」
グレーの桐生さんが後ろを振り返って私を見る
『いや、あの…』
「やっぱり、そうか…」
「しっかし、なんでまたワシが行かなならんのや」
「あ、ああ、香織の仲のいいキャバ嬢が兄さんの事気に入ってるらしい」
「はッ!ワシはキャバ嬢なんざゴメンやで」
へぇ〜…
「なんや?意外ってな顔しとるな」
『あは…』
「笑って誤魔化すなやヒヒッ」
「兄さん、カタギにちょっかい出すなよ」
「分かっとるわ!」
「カタギはダメでキャバ嬢はエエんか?」
「…ング!」
その時
「久美〜ごめんごめん!」
サエが来た
「はぁ〜もう!出がけに彼氏がさ〜」
と言い訳を始める
これもいつもの事
『ハイハイ、分かりましたよ』
「久美ちゃんって言うんか?」
驚いてサエが振り返る
「ゲッ!」
「ゲッってな〜そこの姉ちゃん」
「ちょ、ちょっと!久美、どう言うこと?」
『あ、いや…ん〜』
なんて言えばいいんだろ…
「今、お友達になったんや!な?」
『え?』
お友達…
「兄さん!」
「エエやんか、お友達なら」
「久美!あの人たち…ヤ――」
『は、はい!お友達になりました!』
サエの言葉を何とか遮ろうと
とんでもない事を言ってしまった…
「ヒヒッ!オモロいやんけ」
すると、その蛇革の人は
お店のナプキンにサラサラサラと何か書いて
こっちへ持ってくる
うわっ、近くで見るとこの人も大きい!
それに、何だこの括れたウエスト!腹筋!
「んなら、これ連絡先な」
『あ、はい』
サエは、恐怖の顔で
私とその人を交互に見てる
「ワシ、真島吾朗や、宜しくな久美ちゃん」
『あ、高崎久美です。よ、宜しく…です…』
そして、桐生さんと真島さんは
お店を出て行った
な?そこの姉ちゃん?
ハッと顔を上げるとその隻眼と目が合う
念の為後ろも振り返っとく
誰も居ない
やっぱり自分のことか
「な?」
『えっと…はい』
盗み聞きをしていたのを少し気まずく思いながら答える
「ほれ、カタギの貴重な意見やで?」
グレーの桐生さんが後ろを振り返って私を見る
『いや、あの…』
「やっぱり、そうか…」
「しっかし、なんでまたワシが行かなならんのや」
「あ、ああ、香織の仲のいいキャバ嬢が兄さんの事気に入ってるらしい」
「はッ!ワシはキャバ嬢なんざゴメンやで」
へぇ〜…
「なんや?意外ってな顔しとるな」
『あは…』
「笑って誤魔化すなやヒヒッ」
「兄さん、カタギにちょっかい出すなよ」
「分かっとるわ!」
「カタギはダメでキャバ嬢はエエんか?」
「…ング!」
その時
「久美〜ごめんごめん!」
サエが来た
「はぁ〜もう!出がけに彼氏がさ〜」
と言い訳を始める
これもいつもの事
『ハイハイ、分かりましたよ』
「久美ちゃんって言うんか?」
驚いてサエが振り返る
「ゲッ!」
「ゲッってな〜そこの姉ちゃん」
「ちょ、ちょっと!久美、どう言うこと?」
『あ、いや…ん〜』
なんて言えばいいんだろ…
「今、お友達になったんや!な?」
『え?』
お友達…
「兄さん!」
「エエやんか、お友達なら」
「久美!あの人たち…ヤ――」
『は、はい!お友達になりました!』
サエの言葉を何とか遮ろうと
とんでもない事を言ってしまった…
「ヒヒッ!オモロいやんけ」
すると、その蛇革の人は
お店のナプキンにサラサラサラと何か書いて
こっちへ持ってくる
うわっ、近くで見るとこの人も大きい!
それに、何だこの括れたウエスト!腹筋!
「んなら、これ連絡先な」
『あ、はい』
サエは、恐怖の顔で
私とその人を交互に見てる
「ワシ、真島吾朗や、宜しくな久美ちゃん」
『あ、高崎久美です。よ、宜しく…です…』
そして、桐生さんと真島さんは
お店を出て行った