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七章 進んで戻る
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真島さんと二人で飲んだ時に
改めて連絡先を交換した
「なんや、連絡先捨ててなかったんか」
って言われたけど
どっちにしろ自分から連絡なんて出来ませんでしたって言ったら、積極的なのか消極的なのかわからん奴だって
確かに、私…告白しちゃったんだよな
と思ったら、恥ずかしくてたまらなかった
それからというもの
まあまあの頻度でお誘いを受ける
桐生さんが一緒の時もあった
『お疲れ様です』
約束のお店を探し当てて、扉を開ければ
カウンターにお二人の姿
でも、二人の真ん中が空いてる
はて、私はどこに座ればいいのやらと思ってたら
「お前はここだ」
と、桐生さんが真ん中の椅子を叩く
この二人に挟まれる…
ご褒美なのか、罰ゲームなのか…
「お前、兄さんに告白したらしいな」
『あ!真島さんのお喋り!』
「ヒヒッ、んなもん言うに決まっとるわ、あんなゴツイ告白滅多に聞けん」
ま、桐生さんはどっちみち知ってるしな
「で?二人は無事に恋人同士になったのか?」
「…」
なんで黙るのよ
『なってません』
「なんだ、フラれたのか」
『ということなんでしょうか』
「兄さんどうなんだ?」
真島さんは、タバコを吸いながら
ウイスキーを流し、ポツっと呟いた
「わかっとらんのかいな」
「お前、わかってなかったのか」
『へ?』
「フッた奴誘うか?普通」
『いや、普通は無いかもしれませんけど…真島さんって、普通の人なんですか?』
「ヒッヒッヒッ!」
「どう見ても普通じゃねぇな」
『やっぱり』
私は椅子の背もたれに持たれながら
二人を交互に見る
で、私の告白は結局どうなったの?
受け入れられるとは思ってなかったから
そんなにショックでは無い
それより、断られてもこうして会えるのなら
これで十分だった