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五章 相反する思い
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「ん?」
「なんや?」
『あ、あの…』
何を言うかなんて考えてなかった
ただ、このまま別れるのが嫌だった
「どした?」
『あの…』
ゴクンと息を飲み込む
『会いたかったんです…』
この一瞬だけ、周りの音がかき消された
「ヒヒッ…ワシもや」
『え!?』
「この辺彷徨いてたら居るかもしれんなぁ〜と思うてた」
『…ほ、ホントに?』
「ああホントや、したら随分威勢のエエ姉ちゃんが居るやないか、見たらお前だったっちゅうわけや」
『な、なるほど…』
え、私の事探してたってこと?
ど、どうしよう!急に恥ずかしくなってきた!
顔がカァーっと熱をもつ
「あ?どないしたん?顔赤くして」
『なんでもないです!』
「ところで、何してたん?」
『あ!』
「は?」
『サエと――』
「久美〜ごめんごめん!」
「おう、サエちゃん、なんや待ち合わせしとったんか」
「あ、真島さんこんばんは!久美、ホントごめん!」
『え?』
サエが顔の前で両手を合わせる
「彼氏がさ!急に来るって言うの!だから帰るわ!」
『ちょ、ちょっと!わざわざ出てきたのに!』
「ごめんって!じゃ、また連絡するね!」
そう言って私だけに見えるようにウィンクをする
『…っっ!?』
そのまま、走って行っちゃった
「なんや、フラれたみたいやな」
『みたいです…』
「んなら、ちょうどエエやん、付き合えや」
『え!?』
「せっかく出てきたんやろ?」
『ま、まあ…』
「そないな可愛らしい格好して、ヒヒッ」
『え…そ、そんなことないです!』
あぁ…恥ずかしい!
「ほな、行こか?」
『あ!ちょっと待っててください!』
私はアルプスに走り、店員さんにお礼を言ってドリンク代を払って荷物を持って慌てて店を出る
「あの!」
『え?』
「いや、あの、女の子助けてくれてありがとうございました!」
アルプスの店員さんに思いもかけずお礼を言われてびっくりして固まってしまった
「見て見ぬふりする人が多いんで…」
『ああ…でも、結局私も助けられてしまいましたけど…』
『では、』
「またのご来店お待ちしてます!」
なんだか
ちょっと、嬉しくなって顔が緩んでしまった
「ヒヒッ、頑張ったんは必ず誰かが見とるもんやで」
『真島さん………はい!』
「よし、頑張った久美ちゃんにご褒美や!奢ったる!」
『フフッ、ご馳走になります!』
「なんや?」
『あ、あの…』
何を言うかなんて考えてなかった
ただ、このまま別れるのが嫌だった
「どした?」
『あの…』
ゴクンと息を飲み込む
『会いたかったんです…』
この一瞬だけ、周りの音がかき消された
「ヒヒッ…ワシもや」
『え!?』
「この辺彷徨いてたら居るかもしれんなぁ〜と思うてた」
『…ほ、ホントに?』
「ああホントや、したら随分威勢のエエ姉ちゃんが居るやないか、見たらお前だったっちゅうわけや」
『な、なるほど…』
え、私の事探してたってこと?
ど、どうしよう!急に恥ずかしくなってきた!
顔がカァーっと熱をもつ
「あ?どないしたん?顔赤くして」
『なんでもないです!』
「ところで、何してたん?」
『あ!』
「は?」
『サエと――』
「久美〜ごめんごめん!」
「おう、サエちゃん、なんや待ち合わせしとったんか」
「あ、真島さんこんばんは!久美、ホントごめん!」
『え?』
サエが顔の前で両手を合わせる
「彼氏がさ!急に来るって言うの!だから帰るわ!」
『ちょ、ちょっと!わざわざ出てきたのに!』
「ごめんって!じゃ、また連絡するね!」
そう言って私だけに見えるようにウィンクをする
『…っっ!?』
そのまま、走って行っちゃった
「なんや、フラれたみたいやな」
『みたいです…』
「んなら、ちょうどエエやん、付き合えや」
『え!?』
「せっかく出てきたんやろ?」
『ま、まあ…』
「そないな可愛らしい格好して、ヒヒッ」
『え…そ、そんなことないです!』
あぁ…恥ずかしい!
「ほな、行こか?」
『あ!ちょっと待っててください!』
私はアルプスに走り、店員さんにお礼を言ってドリンク代を払って荷物を持って慌てて店を出る
「あの!」
『え?』
「いや、あの、女の子助けてくれてありがとうございました!」
アルプスの店員さんに思いもかけずお礼を言われてびっくりして固まってしまった
「見て見ぬふりする人が多いんで…」
『ああ…でも、結局私も助けられてしまいましたけど…』
『では、』
「またのご来店お待ちしてます!」
なんだか
ちょっと、嬉しくなって顔が緩んでしまった
「ヒヒッ、頑張ったんは必ず誰かが見とるもんやで」
『真島さん………はい!』
「よし、頑張った久美ちゃんにご褒美や!奢ったる!」
『フフッ、ご馳走になります!』