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四十章 ケジメ
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家に帰ると、マメが大きな窓辺で日向ぼっこしてた
「家、建てよか?」
『え?』
「真島建設でヒヒッ」
『いいですよ、ここで』
「欲がないやっちゃなぁ」
「マメだって縁側で日向ぼっこしたいよなぁ〜?」
「ニャウ?」
『別にって言ってます』
「マジで?やろ」
『ぷッッ!』
『無理やりすぎる!』
そんなやり取りを不思議そうに見つめるマメ
その頭を優しく撫でながら
「庭があって、久美がそこで花を育てて…
髪を耳にかけながら花に水をやってんねん。
ほら、お花咲いたよ!なんて言うてきて、俺もどれどれって見に行くんや。
綺麗に咲いた花を二人でしゃがんで見ながら、そこにマメも来てな、花の匂いをクンクン嗅いで…こんな幸せあるん?って」
『天気のいい日は、洗濯物を物干しに干そうと背伸びする私の後ろから、貸せやって吾朗さんが手伝ってくれて、振り向くと優しい眼差しの吾郎さん…それをマメが縁側で座って見てる』
「なかなかエエやろ?」
『うん』
こんな事を言い出すと言うことは、もう計画は進んでるって事
あの忙しさの中、いつやってるんだろう
もちろん家には仕事を持って帰らない
ホント、総理大臣やれるんじゃない?
色んな事同時進行するよね…
そう、明日龍司さんが東京にやって来る
吾朗さんがどうやったのか連絡をしたらしい
「俺、龍司迎えに行くから後からセレナに久美も来いや」
『私も?』
「当たり前やろ」
『は、はい…』
もちろん、あれから龍司さんには会ってない
どんな顔して会えって言うんだ
吾朗さんが出かけて行って二時間ほど経つ
喧嘩になってないかな
なんて心配してると電話が来た
「久美、セレナ来いや」
『あ、はい』
「今、西田迎えに行かせとるから」
もう極道じゃないけど、西田さんの立ち位置は変わらず…
下で待ってると、車が横付けされた
「姐さん、お待たせしました!」
車に乗り込んで
『西田さんいつもすいません』
「とんでもないっす!じゃ、セレナ行きますね」
私は少し…いや、結構緊張してた
「家、建てよか?」
『え?』
「真島建設でヒヒッ」
『いいですよ、ここで』
「欲がないやっちゃなぁ」
「マメだって縁側で日向ぼっこしたいよなぁ〜?」
「ニャウ?」
『別にって言ってます』
「マジで?やろ」
『ぷッッ!』
『無理やりすぎる!』
そんなやり取りを不思議そうに見つめるマメ
その頭を優しく撫でながら
「庭があって、久美がそこで花を育てて…
髪を耳にかけながら花に水をやってんねん。
ほら、お花咲いたよ!なんて言うてきて、俺もどれどれって見に行くんや。
綺麗に咲いた花を二人でしゃがんで見ながら、そこにマメも来てな、花の匂いをクンクン嗅いで…こんな幸せあるん?って」
『天気のいい日は、洗濯物を物干しに干そうと背伸びする私の後ろから、貸せやって吾朗さんが手伝ってくれて、振り向くと優しい眼差しの吾郎さん…それをマメが縁側で座って見てる』
「なかなかエエやろ?」
『うん』
こんな事を言い出すと言うことは、もう計画は進んでるって事
あの忙しさの中、いつやってるんだろう
もちろん家には仕事を持って帰らない
ホント、総理大臣やれるんじゃない?
色んな事同時進行するよね…
そう、明日龍司さんが東京にやって来る
吾朗さんがどうやったのか連絡をしたらしい
「俺、龍司迎えに行くから後からセレナに久美も来いや」
『私も?』
「当たり前やろ」
『は、はい…』
もちろん、あれから龍司さんには会ってない
どんな顔して会えって言うんだ
吾朗さんが出かけて行って二時間ほど経つ
喧嘩になってないかな
なんて心配してると電話が来た
「久美、セレナ来いや」
『あ、はい』
「今、西田迎えに行かせとるから」
もう極道じゃないけど、西田さんの立ち位置は変わらず…
下で待ってると、車が横付けされた
「姐さん、お待たせしました!」
車に乗り込んで
『西田さんいつもすいません』
「とんでもないっす!じゃ、セレナ行きますね」
私は少し…いや、結構緊張してた