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三十七章 狂犬の帰還
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バタンっ!
「はぁーっ!ひっさしぶりの喧嘩は燃えるのぅ」
「兄さん…ホントにムショ入ってのかよ、ハァハァ…」
「なんや、桐生ちゃん久美のお守りで体鈍ったんとちゃうか?」
喧嘩が終わったようで、まだまだ元気いっぱいの真島さんは、その隻眼を怪しく光らせる
「さ、次は久美の番やでぇヒヒッ」
「久美…まあ、頑張れや…」
「久美、覚悟しといた方がいいぞ」
『アハ…ハハ…』
お開きとなって、久しぶりの西田さんの運転で家に帰る
私は気持ち良く酔い、真島さんは桐生さんと喧嘩できてご機嫌で
「久美、ホンマ会えて良かったわ、戻ってきてくれておおきにな」
『戻ってくるに決まってます』
「俺、手放さなくて良かったわ」
「龍司に、渡さんで良かったわ」
『真島さん…』
「龍司、なんか言っとったか?」
『どこまでデカい男なんやって言ってました』
「アイツの方がデカいやん」
『そういうデカいじゃないです!』
「わかっとるわ、せやけど龍司には感謝しとる、何より久美の命を守ってくれた…あのままやったら…考えただけでも恐ろしいわ」
「一年分、龍司に貸しが出来たわ」
『…』
「アイツ、久美に惚れとったんやろな」
「そやなきゃ、あそこまでやれん」
『私…龍司さんの気持ち利用してたんだと思います…最低ですよね』
「…」
「ちゃうな…」
『え?』
「あん時龍司頼らんかったら命ないで?自分の命守るためやろ?俺らみたいに喧嘩出来んのやから。本能で自分の命守る方法取っただけや」
『真島さん…』
『ホントに…デッカイ男ですね』
「惚れ直したか?」
『もう…溢れ出してます』
「ヒヒッ、それならエエんや。こうして生きて戻ってきてくれたそれだけでエエ」
「また、傍に居ってくれればエエ」
『いますよ、もう離れません』
「ああ、離さんよ。死ぬまで離さん」
そう言うと、抱きしめてくれた
車がマンションについて
「西田、明日は休むから来んなよ」
「え!?社員みんな親父に会うの楽しみに待ってるんすよ?」
「嫌じゃ!三年ぶりやぞ?おい!わかっとんのか?」
「え?…」
西田さんが、真島さんと私を交互に見る
『ちょっと!真島さん』
「三年…」
「せや、三年お前我慢したことあんのか?」
「いや…あ、わかりました!」
「おし、ホンマは一週間位は休みたいくらいや」
「あ、一週間休みますか?」
『ダメダメダメぇ〜!こっちが耐えられません!』
「姐さん…」
「覚悟せぇよ久美」
『…』
「じゃ、じゃあ!親父また連絡ください!満足したらでいいので!」
なんてことを言って西田さんは帰って行った…
「はぁーっ!ひっさしぶりの喧嘩は燃えるのぅ」
「兄さん…ホントにムショ入ってのかよ、ハァハァ…」
「なんや、桐生ちゃん久美のお守りで体鈍ったんとちゃうか?」
喧嘩が終わったようで、まだまだ元気いっぱいの真島さんは、その隻眼を怪しく光らせる
「さ、次は久美の番やでぇヒヒッ」
「久美…まあ、頑張れや…」
「久美、覚悟しといた方がいいぞ」
『アハ…ハハ…』
お開きとなって、久しぶりの西田さんの運転で家に帰る
私は気持ち良く酔い、真島さんは桐生さんと喧嘩できてご機嫌で
「久美、ホンマ会えて良かったわ、戻ってきてくれておおきにな」
『戻ってくるに決まってます』
「俺、手放さなくて良かったわ」
「龍司に、渡さんで良かったわ」
『真島さん…』
「龍司、なんか言っとったか?」
『どこまでデカい男なんやって言ってました』
「アイツの方がデカいやん」
『そういうデカいじゃないです!』
「わかっとるわ、せやけど龍司には感謝しとる、何より久美の命を守ってくれた…あのままやったら…考えただけでも恐ろしいわ」
「一年分、龍司に貸しが出来たわ」
『…』
「アイツ、久美に惚れとったんやろな」
「そやなきゃ、あそこまでやれん」
『私…龍司さんの気持ち利用してたんだと思います…最低ですよね』
「…」
「ちゃうな…」
『え?』
「あん時龍司頼らんかったら命ないで?自分の命守るためやろ?俺らみたいに喧嘩出来んのやから。本能で自分の命守る方法取っただけや」
『真島さん…』
『ホントに…デッカイ男ですね』
「惚れ直したか?」
『もう…溢れ出してます』
「ヒヒッ、それならエエんや。こうして生きて戻ってきてくれたそれだけでエエ」
「また、傍に居ってくれればエエ」
『いますよ、もう離れません』
「ああ、離さんよ。死ぬまで離さん」
そう言うと、抱きしめてくれた
車がマンションについて
「西田、明日は休むから来んなよ」
「え!?社員みんな親父に会うの楽しみに待ってるんすよ?」
「嫌じゃ!三年ぶりやぞ?おい!わかっとんのか?」
「え?…」
西田さんが、真島さんと私を交互に見る
『ちょっと!真島さん』
「三年…」
「せや、三年お前我慢したことあんのか?」
「いや…あ、わかりました!」
「おし、ホンマは一週間位は休みたいくらいや」
「あ、一週間休みますか?」
『ダメダメダメぇ〜!こっちが耐えられません!』
「姐さん…」
「覚悟せぇよ久美」
『…』
「じゃ、じゃあ!親父また連絡ください!満足したらでいいので!」
なんてことを言って西田さんは帰って行った…