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三十六章 あなたのいない街
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真島さん達の刑が確定した
真島さんと冴島さんは、二年
大吾さんは五年
でも、桐生さんの話だともう少し早く出てこれるかもって
面会に行きたいと言うと
桐生さんが「兄さんに絶対来るなって伝えろって言われたんだ」って
なんでか聞くと
「んな情けない姿なんぞ見せたくないわ!」
って
そっか…それなら私も我慢しよう
会えるまで…
真島さん達が居なくなった神室町は、近江や他の組織によく狙われることもあった
その度に、元東城会の組員さんや桐生さんが助けてくれてた
東城会の人達は、ほとんどが真島建設に就職出来たみたい
建設はずっと人手不足だったから良かったって
そう、西田さんにも会いに行ったんだ
桐生さんに連れていってもらった
沢山おにぎりを作って持って行った
「姐さん!」
『西田さん!』
「良かった!姐さん無事で…」
『西田さんも!』
私が居なくなってからの真島さんの話を
たくさんしてくれた
「親父、喧嘩の時はめっちゃ輝いてましたよ、でも、組に帰ってくると部屋に閉じこもって…やっぱり姐さんの事心配で仕方なかったんだと思います、近江に狙われるからって連絡すら出来ずにいましたから」
『真島さん…』
「神室町から去る時も、ちゃんとこの建設会社の事を纏めた書類を組長のデスクに置いてあったり、後、姐さんとのマンション!アレもちゃんと買い取ってたんですよ」
「兄さん、あんな短い期間に…」
「だから、俺達も親父のことは信じてました。これを姐さんに早く伝えたかったです…」
「まさか、大阪にいたなんて…」
『西田さん、真島さんの事信じてくれてありがとうございます!本当なら私が一番信じてあげなきゃいけなかったのに…私、ダメダメですね』
桐生さんが、私の頭に手を置く
「お前が居たからだ、だから兄さんはここまで強くいられたんだぞ?」
「久美の存在がそうさせたんだ」
『桐生さん…』
私は、ホントに幸せものなんだなと
こんなにみんなに愛されてる真島さんと一緒にいれるなんて…光栄な事だとそう思った
『そうだ、皆さんにおにぎり作ってきたんです!沢山作ったけど…た、足りるかな…』
「マジですか!おーい!!休憩休憩っ!みんな呼んで!姐さんが…親父の姐さんから差し入れだぞー!」
『西田さんったら!』
ゾロゾロと集まってきた人達の
好奇の目もちょっと怖かったけど
「親父の?」
「おい、親父のコレだって」
とかの声を聞きながら、苦笑いしてたら桐生さんに笑われた
「姐さん、親父ってやっぱり姐さんにはアマアマなんですか?」
『え?うーん、優しいです』
「はいはい!親父って、姐さんに甘えたりするんですか?」
『甘えた事は…ないかなぁ』
「親父の口説き文句は?」
『俺の女になれや、って言われました』
「ヒュー!すげぇー!カッケー親父!」
な、なんか質問コーナーみたいになってるんだけど?
「親父やっぱりスゲーよ、俺一生着いてくわ!」
「俺も!」
「こうやって、みんなの食い扶持もちゃんと用意してくれて、俺たちがやった事を背負って懲役に行った親父の事、絶対忘れません!恩返ししたいです」
なんか、泣きそう
「おい、泣くなよ、俺、慰めんのごめんだぞ」
『ちょっと!なんでですか?慰めて下さいよ』
「絶対ごめんだ!兄さんにまた喧嘩売られる!」
『フフッ、でも楽しそうに喧嘩してますよね』
「それでなくても、兄さんムショじゃ絶対喧嘩しないように我慢して出てくるからな、お前のためにだぞ?出てきたら凄い溜まってそうだ!」
「いや、桐生さん…それは、姐さんもですよ」
『え?』
「や、親父…めっちゃ欲求不満で出て来ますよ…」
「なるほどな…久美、三日三晩寝かせて貰えないかもなフッ」
『そ、そんな!まさかぁ〜』
「うわぁ!親父激しそうだもんな…」
色んな意味で出てくるのか楽しみ?怖い?どっちなんだろう
真島さんと冴島さんは、二年
大吾さんは五年
でも、桐生さんの話だともう少し早く出てこれるかもって
面会に行きたいと言うと
桐生さんが「兄さんに絶対来るなって伝えろって言われたんだ」って
なんでか聞くと
「んな情けない姿なんぞ見せたくないわ!」
って
そっか…それなら私も我慢しよう
会えるまで…
真島さん達が居なくなった神室町は、近江や他の組織によく狙われることもあった
その度に、元東城会の組員さんや桐生さんが助けてくれてた
東城会の人達は、ほとんどが真島建設に就職出来たみたい
建設はずっと人手不足だったから良かったって
そう、西田さんにも会いに行ったんだ
桐生さんに連れていってもらった
沢山おにぎりを作って持って行った
「姐さん!」
『西田さん!』
「良かった!姐さん無事で…」
『西田さんも!』
私が居なくなってからの真島さんの話を
たくさんしてくれた
「親父、喧嘩の時はめっちゃ輝いてましたよ、でも、組に帰ってくると部屋に閉じこもって…やっぱり姐さんの事心配で仕方なかったんだと思います、近江に狙われるからって連絡すら出来ずにいましたから」
『真島さん…』
「神室町から去る時も、ちゃんとこの建設会社の事を纏めた書類を組長のデスクに置いてあったり、後、姐さんとのマンション!アレもちゃんと買い取ってたんですよ」
「兄さん、あんな短い期間に…」
「だから、俺達も親父のことは信じてました。これを姐さんに早く伝えたかったです…」
「まさか、大阪にいたなんて…」
『西田さん、真島さんの事信じてくれてありがとうございます!本当なら私が一番信じてあげなきゃいけなかったのに…私、ダメダメですね』
桐生さんが、私の頭に手を置く
「お前が居たからだ、だから兄さんはここまで強くいられたんだぞ?」
「久美の存在がそうさせたんだ」
『桐生さん…』
私は、ホントに幸せものなんだなと
こんなにみんなに愛されてる真島さんと一緒にいれるなんて…光栄な事だとそう思った
『そうだ、皆さんにおにぎり作ってきたんです!沢山作ったけど…た、足りるかな…』
「マジですか!おーい!!休憩休憩っ!みんな呼んで!姐さんが…親父の姐さんから差し入れだぞー!」
『西田さんったら!』
ゾロゾロと集まってきた人達の
好奇の目もちょっと怖かったけど
「親父の?」
「おい、親父のコレだって」
とかの声を聞きながら、苦笑いしてたら桐生さんに笑われた
「姐さん、親父ってやっぱり姐さんにはアマアマなんですか?」
『え?うーん、優しいです』
「はいはい!親父って、姐さんに甘えたりするんですか?」
『甘えた事は…ないかなぁ』
「親父の口説き文句は?」
『俺の女になれや、って言われました』
「ヒュー!すげぇー!カッケー親父!」
な、なんか質問コーナーみたいになってるんだけど?
「親父やっぱりスゲーよ、俺一生着いてくわ!」
「俺も!」
「こうやって、みんなの食い扶持もちゃんと用意してくれて、俺たちがやった事を背負って懲役に行った親父の事、絶対忘れません!恩返ししたいです」
なんか、泣きそう
「おい、泣くなよ、俺、慰めんのごめんだぞ」
『ちょっと!なんでですか?慰めて下さいよ』
「絶対ごめんだ!兄さんにまた喧嘩売られる!」
『フフッ、でも楽しそうに喧嘩してますよね』
「それでなくても、兄さんムショじゃ絶対喧嘩しないように我慢して出てくるからな、お前のためにだぞ?出てきたら凄い溜まってそうだ!」
「いや、桐生さん…それは、姐さんもですよ」
『え?』
「や、親父…めっちゃ欲求不満で出て来ますよ…」
「なるほどな…久美、三日三晩寝かせて貰えないかもなフッ」
『そ、そんな!まさかぁ〜』
「うわぁ!親父激しそうだもんな…」
色んな意味で出てくるのか楽しみ?怖い?どっちなんだろう