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三十二章 空白の時間
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桐生さんと再会して、アルプスへ入る
真島さんと、桐生さんと初めて話したのはここだったな
「久美…兄さんのこと知って帰ってきたのか?」
『今朝、テレビで見ました』
「あ、ああ…そっか」
『真島さんは!?』
「逮捕された…」
『そんな―』
「一体大阪で何やってたんだ?なんで大坂なんかに」
私は自分の身に起きたことを、桐生さんに話した
「そんな…」
『真島さんは…私を捨てた訳じゃなかった―』
「兄さんがそんなことするわけないだろ、あの時は東城会はこの街を守るのに必死だった。俺も手を貸してたが…何より人数が足りなくて、兄さんは、毎日近江の連中をとっ捕まえて―店や街を守ってた」
『私…何も知らなくて』
桐生さんが、私の頭を撫でた
「久美のせいじゃない、こういうことはいつか起きると思ってた、兄さんもそう思ってたと思う、あの時久美に会いに行けば確実に的にされる、だから行けなかったんだ」
『そんな…ッ』
「そのうち抗争が激しくなって、警察が出てきたことで兄さん達は姿を隠すしかなくなった、誰にも告げずに…俺も兄さんが何処にいるのか知らなかった」
『…』
「逮捕される前に大吾に聞いたんだが…今回、解散届を出すことになったのは…兄さんがお前に逢いに行くためだったんだ」
『え!?』
「兄さん、ずっと久美のこと忘れてなんていなかったぞ?どうしたら迎えに行けるのかいい手がないかずっと探してた」
『でも…捕まっちゃったんですよね』
「…ああ、でもな、もうそれしかなかったんだよ、ずっと隠れてなきゃいけないとなると久美に逢いにいけない、このまま近江と睨み合いが続けば久美に危害が及ぶ、大吾や冴島も、納得の上で決めたんだ」
『みんなが…』
『どのくらいの罪になるんでしょうか』
「わからねぇが…相当付けられるだろうな」
『でも、私待ちたい―何年でも』
「久美…」
真島さんと、桐生さんと初めて話したのはここだったな
「久美…兄さんのこと知って帰ってきたのか?」
『今朝、テレビで見ました』
「あ、ああ…そっか」
『真島さんは!?』
「逮捕された…」
『そんな―』
「一体大阪で何やってたんだ?なんで大坂なんかに」
私は自分の身に起きたことを、桐生さんに話した
「そんな…」
『真島さんは…私を捨てた訳じゃなかった―』
「兄さんがそんなことするわけないだろ、あの時は東城会はこの街を守るのに必死だった。俺も手を貸してたが…何より人数が足りなくて、兄さんは、毎日近江の連中をとっ捕まえて―店や街を守ってた」
『私…何も知らなくて』
桐生さんが、私の頭を撫でた
「久美のせいじゃない、こういうことはいつか起きると思ってた、兄さんもそう思ってたと思う、あの時久美に会いに行けば確実に的にされる、だから行けなかったんだ」
『そんな…ッ』
「そのうち抗争が激しくなって、警察が出てきたことで兄さん達は姿を隠すしかなくなった、誰にも告げずに…俺も兄さんが何処にいるのか知らなかった」
『…』
「逮捕される前に大吾に聞いたんだが…今回、解散届を出すことになったのは…兄さんがお前に逢いに行くためだったんだ」
『え!?』
「兄さん、ずっと久美のこと忘れてなんていなかったぞ?どうしたら迎えに行けるのかいい手がないかずっと探してた」
『でも…捕まっちゃったんですよね』
「…ああ、でもな、もうそれしかなかったんだよ、ずっと隠れてなきゃいけないとなると久美に逢いにいけない、このまま近江と睨み合いが続けば久美に危害が及ぶ、大吾や冴島も、納得の上で決めたんだ」
『みんなが…』
『どのくらいの罪になるんでしょうか』
「わからねぇが…相当付けられるだろうな」
『でも、私待ちたい―何年でも』
「久美…」