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三十章 抗争
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あれから3ヶ月
噂に聞くと神室町は大分安全になったらしい
でも、あちらこちらにお巡りがおって
チンピラや極道ものは片っ端からしょっぴかれとると
「いつまでこうしとるんや」
「…」
「はぁ…」
久美は…どうしてるんやろ
無事なのか
俺の事、心配してるやろな
会いたい
思いっきり抱きしめたい
早うあの笑顔が見たい
片時も久美のことを忘れたことはない
俺は久美のことばかり考えとった
とある日
大吾ちゃんが一枚の写真を持ってきた
「あん?なんやこれ!どう言うこっちゃ!」
その写真には
久美…と龍司?
「近江の若頭が久美さんのことを狙ってたの聞いたことありますよね」
「ああ」
「アイツら、久美さんを殺して真島さんの所へその…死体を送ってくるつもりだったらしいです」
「なんやて!?」
「決行の前日に、郷田龍司が久美さんを保護したみたいです」
「龍司が?なんでや」
「なんでかは…わかりません」
「んで?今も一緒に居るってことか」
「みたいです、久美さんは神室町で起きたこと、俺たちに起きてることも何も知らされてないみたいです」
「んな…」
龍司の顔を見上げる久美の顔は…
俺をいつも見てた眼と似てた
「二人の間でどんな話がされていたのかはわかりません、でも久美さん…その…相当なショックを受けていたようで」
「あん?」
「真島さんやお友達とも連絡が取れなくなってたみたいなんです」
俺は、急いで久美へ電話してみる
ツーツー…おかけになった電話――
「嘘やろ…」
「みんなに…捨てられたって…思ってたみたいです」
「んなアホな!そないなわけないやろが!」
「なんでや…捨てるわけないやろが…ッッ!」
そう言われれば、写真の久美は随分やつれとる
写真は、笑顔ではないものの
龍司を頼りきってる顔しとった
俺は、その写真を握りつぶす
「なんや、これ…なんでこんなことになっとるんや」
「久美に会いに行く!これどこや!」
「待ってください!今でたら確実に捕まります!そしたら、もっと長い間会えなくなりますよ!」
「…んなら…どないせいっちゅうんや…このまま、久美が奪われんの指くわえて見てろっちゅうんかッッ!」
「兄弟…」
「何とか、こちら側の人間使って接触試みます」
「コイツ…久美に手ぇ出しとらんやろな…」
俺は、革の手袋がギチギチいうほど拳を握りしめとった
噂に聞くと神室町は大分安全になったらしい
でも、あちらこちらにお巡りがおって
チンピラや極道ものは片っ端からしょっぴかれとると
「いつまでこうしとるんや」
「…」
「はぁ…」
久美は…どうしてるんやろ
無事なのか
俺の事、心配してるやろな
会いたい
思いっきり抱きしめたい
早うあの笑顔が見たい
片時も久美のことを忘れたことはない
俺は久美のことばかり考えとった
とある日
大吾ちゃんが一枚の写真を持ってきた
「あん?なんやこれ!どう言うこっちゃ!」
その写真には
久美…と龍司?
「近江の若頭が久美さんのことを狙ってたの聞いたことありますよね」
「ああ」
「アイツら、久美さんを殺して真島さんの所へその…死体を送ってくるつもりだったらしいです」
「なんやて!?」
「決行の前日に、郷田龍司が久美さんを保護したみたいです」
「龍司が?なんでや」
「なんでかは…わかりません」
「んで?今も一緒に居るってことか」
「みたいです、久美さんは神室町で起きたこと、俺たちに起きてることも何も知らされてないみたいです」
「んな…」
龍司の顔を見上げる久美の顔は…
俺をいつも見てた眼と似てた
「二人の間でどんな話がされていたのかはわかりません、でも久美さん…その…相当なショックを受けていたようで」
「あん?」
「真島さんやお友達とも連絡が取れなくなってたみたいなんです」
俺は、急いで久美へ電話してみる
ツーツー…おかけになった電話――
「嘘やろ…」
「みんなに…捨てられたって…思ってたみたいです」
「んなアホな!そないなわけないやろが!」
「なんでや…捨てるわけないやろが…ッッ!」
そう言われれば、写真の久美は随分やつれとる
写真は、笑顔ではないものの
龍司を頼りきってる顔しとった
俺は、その写真を握りつぶす
「なんや、これ…なんでこんなことになっとるんや」
「久美に会いに行く!これどこや!」
「待ってください!今でたら確実に捕まります!そしたら、もっと長い間会えなくなりますよ!」
「…んなら…どないせいっちゅうんや…このまま、久美が奪われんの指くわえて見てろっちゅうんかッッ!」
「兄弟…」
「何とか、こちら側の人間使って接触試みます」
「コイツ…久美に手ぇ出しとらんやろな…」
俺は、革の手袋がギチギチいうほど拳を握りしめとった