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三十章 抗争
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近江の連中が街に現れ始めてから
アチコチで暴れ回り俺んとこも組総出で
制圧に奔走しとる
潰しても潰しても湧いて出てくる
ゴキブリやな
久美になかなか会えなくなっとる
家にもほとんど帰れてないが
今は巻き込む危険があるからしゃーない
早いとこ終わらせて会いたいわ
仕事が終わっただろう時間にメッセージを入れてみた
返事が来ない
また30分後くらいに入れてみる
既読にもならん
なんかあったんやないか…
途端に冷や汗が流れる
花屋のところにでも行ってみようかと思うとったら久美から電話や
サエちゃんの所に泊まる言うとる
なんか変やな
でも、今はその方が安全かもしれんと思い
深く考えずにそのままにしとった
そうこうしてるうちに
本格的に近江が攻め込んでくる情報が入る
俺んとこの組と冴島の組で神室町は守る事になった
久美のことが心配やったが
組のもんが殺られたり、一般人にも被害が出たりでほとんどそっちに時間を取られどうすることも出来なかった
その頃、ある噂を聞く
近江の若頭が、久美を狙っとったらしい
でも、俺んとこには何も言ってきとらん
どないなっとんのや
久美は、無事なんか?
ついに警察が出てきよった
こうなると組の頭張るもんは逮捕される
不味いな
六代目が緊急に俺らをを集めた
「とりあえずの策です」
「んなアホな」
「これしかないです、今は」
「町はどうなるんや、組員達は」
「頭が居なくなる方が痛手です」
「警察が出てきたってことは、近江もこれ以上やれないでしょう」
「真島さん、冴島さん、いいですね」
「…」
「兄弟」
「せめて、久美と連絡―」
「巻き込んでしまいます」
「クソッッ!」
「大丈夫や、兄弟、カタギには手ぇ出さんやろ、久美は大丈夫や」
こうして、俺らは一時的に身を隠すことになった
組員にも、誰にも告げず…
アチコチで暴れ回り俺んとこも組総出で
制圧に奔走しとる
潰しても潰しても湧いて出てくる
ゴキブリやな
久美になかなか会えなくなっとる
家にもほとんど帰れてないが
今は巻き込む危険があるからしゃーない
早いとこ終わらせて会いたいわ
仕事が終わっただろう時間にメッセージを入れてみた
返事が来ない
また30分後くらいに入れてみる
既読にもならん
なんかあったんやないか…
途端に冷や汗が流れる
花屋のところにでも行ってみようかと思うとったら久美から電話や
サエちゃんの所に泊まる言うとる
なんか変やな
でも、今はその方が安全かもしれんと思い
深く考えずにそのままにしとった
そうこうしてるうちに
本格的に近江が攻め込んでくる情報が入る
俺んとこの組と冴島の組で神室町は守る事になった
久美のことが心配やったが
組のもんが殺られたり、一般人にも被害が出たりでほとんどそっちに時間を取られどうすることも出来なかった
その頃、ある噂を聞く
近江の若頭が、久美を狙っとったらしい
でも、俺んとこには何も言ってきとらん
どないなっとんのや
久美は、無事なんか?
ついに警察が出てきよった
こうなると組の頭張るもんは逮捕される
不味いな
六代目が緊急に俺らをを集めた
「とりあえずの策です」
「んなアホな」
「これしかないです、今は」
「町はどうなるんや、組員達は」
「頭が居なくなる方が痛手です」
「警察が出てきたってことは、近江もこれ以上やれないでしょう」
「真島さん、冴島さん、いいですね」
「…」
「兄弟」
「せめて、久美と連絡―」
「巻き込んでしまいます」
「クソッッ!」
「大丈夫や、兄弟、カタギには手ぇ出さんやろ、久美は大丈夫や」
こうして、俺らは一時的に身を隠すことになった
組員にも、誰にも告げず…