苗字は固定になります
二十九章 会えない日々※
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
突然ここに連れてこられてから
もう二ヶ月くらい経つ
私は何もわからないまま
感情は、時に爆発して息も出来なくなるほど泣く時もある
真島さんの温もりを探して
夜はなかなか眠れなくなった
『真島さん…』
名前を口にすると
途端に張り詰めてたものが決壊する
涙が次から次へ流れて
疲れ果てて眠るの繰り返し
「なんや、また食ってへんのか」
『…』
「食わなアカンで?」
『いらない』
膝を抱えている私の横に腰掛けて
頭を撫でる
子供をあやすように…
『まだ教えて貰えないんですか…』
「…」
『みんな…どうしちゃったの?私の事そんなに嫌いになっちゃったの?』
「そんなんやない」
『じゃあどうして!誰も探しに来てくれない…真島さん…必ず助けに行くって…言ってくれてたのに…』
「大丈夫や」
『私、また一人になっちゃう…やだ、真島さんと離れるなら…死んだ方がマシ』
「んな事言うもんやない」
『桐生さんとか、冴島さんとかは?みんな無事なの?』
「ああ、大丈夫や」
『教えてよ!何が起きてるの?ねえ!』
「もう少しや、もう少しでわかる」
『もう…限界…』
郷田さんに、強く抱きしめられた
私はその背中に手を回しギュッと掴んで
また、枯れるほど涙を流した
その間ずっと私の頭を優しく撫で続けてくれてた
それからまた一ヶ月
外の光も感じず、ろくに眠れず、食欲もない私は、生きる気力も失ってた
「少しでも食え」
『龍司さん…』
「こないな姿で真島はんに会えんやろ」
『真島…さん』
私は真島さんに捨てられたんだと
そう思ってた
真島さんだけじゃない、サエや桐生さんや冴島さん…みんなに捨てられたんだ
もはや、思考はマイナスへとしか働かなくなってた
『龍司さん…私の事捨てないで』
「何言っとんのや」
『みんな…私の事捨てて行く…』
「…」
『もう…死にたい』
「捨てへんよ」
『ホント?』
「ああ」
「ホンマや」
私はもう…
あの場所に帰ることを
諦め始めてた
もう二ヶ月くらい経つ
私は何もわからないまま
感情は、時に爆発して息も出来なくなるほど泣く時もある
真島さんの温もりを探して
夜はなかなか眠れなくなった
『真島さん…』
名前を口にすると
途端に張り詰めてたものが決壊する
涙が次から次へ流れて
疲れ果てて眠るの繰り返し
「なんや、また食ってへんのか」
『…』
「食わなアカンで?」
『いらない』
膝を抱えている私の横に腰掛けて
頭を撫でる
子供をあやすように…
『まだ教えて貰えないんですか…』
「…」
『みんな…どうしちゃったの?私の事そんなに嫌いになっちゃったの?』
「そんなんやない」
『じゃあどうして!誰も探しに来てくれない…真島さん…必ず助けに行くって…言ってくれてたのに…』
「大丈夫や」
『私、また一人になっちゃう…やだ、真島さんと離れるなら…死んだ方がマシ』
「んな事言うもんやない」
『桐生さんとか、冴島さんとかは?みんな無事なの?』
「ああ、大丈夫や」
『教えてよ!何が起きてるの?ねえ!』
「もう少しや、もう少しでわかる」
『もう…限界…』
郷田さんに、強く抱きしめられた
私はその背中に手を回しギュッと掴んで
また、枯れるほど涙を流した
その間ずっと私の頭を優しく撫で続けてくれてた
それからまた一ヶ月
外の光も感じず、ろくに眠れず、食欲もない私は、生きる気力も失ってた
「少しでも食え」
『龍司さん…』
「こないな姿で真島はんに会えんやろ」
『真島…さん』
私は真島さんに捨てられたんだと
そう思ってた
真島さんだけじゃない、サエや桐生さんや冴島さん…みんなに捨てられたんだ
もはや、思考はマイナスへとしか働かなくなってた
『龍司さん…私の事捨てないで』
「何言っとんのや」
『みんな…私の事捨てて行く…』
「…」
『もう…死にたい』
「捨てへんよ」
『ホント?』
「ああ」
「ホンマや」
私はもう…
あの場所に帰ることを
諦め始めてた