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二十九章 会えない日々※
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次の日になっても
その次の日になっても
私はこの部屋から出られる事はなかった…
郷田さんは、ずっとこの家?には居るわけではなく
時々出掛けては食料や着替えを持ってくる
何を聞いても待ってろと言うだけ
それに、真島さんへ連絡しても繋がらなくなった…
一度、サエにも電話してみたけど
それも無駄だった
一体何が起きてるの?みんなは?
みんな無事なの?
どんどん思考がおかしくなってくる
本当はみんなで私の事を追い出したかったのかも…
みんなに迷惑ばかりかけてたから
もう嫌になられちゃったのかも…
「シャワー浴びるか?」
郷田さんが部屋に入ってきて言う
「会いたい…真島さんに…会いたいよぉ…」
抑えていた感情がもう止められなかった
泣きじゃくる私を郷田さんが抱きしめる
『真島さんッッ…会わせてよぉ…』
「…」
『私の事、ッヒックッ…嫌いになっちゃったの?ねぇ!なんでぇー!』
「スマン…大丈夫や、な?」
『やだぁー!真島さんに会いたいッ!』
「…ッ」
それから、私は毎日毎日
泣く事しか出来なかった
その度に郷田さんは、抱きしめて背中をトントンとしてくれてた
でも、何も答えてはくれなかった