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お墓参り
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運転するその横顔がもう最高!
少し高速が混んでるとイライラしちゃうんじゃないかとハラハラしてたのに
「渋滞かぁ〜…やっと久美に触れるわ」
なんて言って手を握ってくる
もうキュンキュン!
「イチャイチャタイムやで?」
『もう!なんですかそれ!』
高速を下りると
「どっか花買うとことかあるんか?」
『はい、途中でだいたい買って行ってました』
「よっしゃ」
そして、スーパーへ寄ってビールとお花とお供え物を買うと田舎道を走ってお寺に到着
「おお、立派な寺やな」
『とっても自然の中で静かなんです』
「鶯の声がよぉ聞こえるわ」
真島さんは、口笛で鶯の鳴き真似をする
『全然鶯になってませんよ』
すると、鶯が対抗するように鳴き出した
「ほれ、仲間やと思うとるやん」
『アハハハ!凄い!』
お寺の本殿へ外から手を合わせ
お礼を言ってから
手桶と柄杓を持って
私の母のお墓の前へ
「ここか」
『はい。お母さん、久しぶりになってごめんね』
「とりあえず、掃除からや」
『はい』
真島さんは、周りの雑草を取ったり墓石を磨いたりホントによく動くなぁ
私はお花を新しく変えたりお水を汲んできたり
私のお母さんのお墓を掃除してくれてる真島さん…なんか…感動してしまいそうになる
「よし、こんなもんかのぅ」
「線香貸してみ」
そう言うと線香の束にライターで火をつける
私はビールのプルタブを開けて、お供え物を置く
「ほれ、久美の」
線香の束を半分渡してくれる
それをお墓に置いて私は手を合わせ母に話しかけた
『お母さん、真島さんが連れてきてくれました。お母さん達みたいに私も今とっても幸せです、安心してね』
そして、真島さんもお墓に手を合わせる
「久美ちゃんのお母さん、初めまして。真島吾朗と申します。久美ちゃんと真剣にお付き合いさせてもらってます。必ず幸せにします、一生守って行きます、大切にしますので、見守って下さい」
なんか…泣きそう…
ううん…もうそれは零れ落ちてた
振り向いた真島さんが、
「どないしたん?」
『なんか…嬉しすぎて…』
「ヒヒッ、ヨシヨシ、これからは、ドライブがてら時間空いたら来ような、母ちゃん寂しくないように」
『はい!ありがとう…真島さん』
お母さん…きっとずっと私のこと心配だったでしょ?
でも、こんなに素敵な人に巡り会えたよ
極道だけど…そんな事気にならないほど本当に素晴らしい人だよ
認めてくれるよね?
お母さん…
フワっと風が吹いて
お母さんが、「久美、良かったね」って言ってる気がした
「さて、行くで」
『はい、お母さん、またね』
「また来させて貰います」
自然と手を繋いで
もっと深くなった繋がりに
隣を見れば、真島さんの優しい眼差しが
ある
私は、今まで感じたことのないこれが本当の独りじゃないって安心感なのかな、なんて思ってた
少し高速が混んでるとイライラしちゃうんじゃないかとハラハラしてたのに
「渋滞かぁ〜…やっと久美に触れるわ」
なんて言って手を握ってくる
もうキュンキュン!
「イチャイチャタイムやで?」
『もう!なんですかそれ!』
高速を下りると
「どっか花買うとことかあるんか?」
『はい、途中でだいたい買って行ってました』
「よっしゃ」
そして、スーパーへ寄ってビールとお花とお供え物を買うと田舎道を走ってお寺に到着
「おお、立派な寺やな」
『とっても自然の中で静かなんです』
「鶯の声がよぉ聞こえるわ」
真島さんは、口笛で鶯の鳴き真似をする
『全然鶯になってませんよ』
すると、鶯が対抗するように鳴き出した
「ほれ、仲間やと思うとるやん」
『アハハハ!凄い!』
お寺の本殿へ外から手を合わせ
お礼を言ってから
手桶と柄杓を持って
私の母のお墓の前へ
「ここか」
『はい。お母さん、久しぶりになってごめんね』
「とりあえず、掃除からや」
『はい』
真島さんは、周りの雑草を取ったり墓石を磨いたりホントによく動くなぁ
私はお花を新しく変えたりお水を汲んできたり
私のお母さんのお墓を掃除してくれてる真島さん…なんか…感動してしまいそうになる
「よし、こんなもんかのぅ」
「線香貸してみ」
そう言うと線香の束にライターで火をつける
私はビールのプルタブを開けて、お供え物を置く
「ほれ、久美の」
線香の束を半分渡してくれる
それをお墓に置いて私は手を合わせ母に話しかけた
『お母さん、真島さんが連れてきてくれました。お母さん達みたいに私も今とっても幸せです、安心してね』
そして、真島さんもお墓に手を合わせる
「久美ちゃんのお母さん、初めまして。真島吾朗と申します。久美ちゃんと真剣にお付き合いさせてもらってます。必ず幸せにします、一生守って行きます、大切にしますので、見守って下さい」
なんか…泣きそう…
ううん…もうそれは零れ落ちてた
振り向いた真島さんが、
「どないしたん?」
『なんか…嬉しすぎて…』
「ヒヒッ、ヨシヨシ、これからは、ドライブがてら時間空いたら来ような、母ちゃん寂しくないように」
『はい!ありがとう…真島さん』
お母さん…きっとずっと私のこと心配だったでしょ?
でも、こんなに素敵な人に巡り会えたよ
極道だけど…そんな事気にならないほど本当に素晴らしい人だよ
認めてくれるよね?
お母さん…
フワっと風が吹いて
お母さんが、「久美、良かったね」って言ってる気がした
「さて、行くで」
『はい、お母さん、またね』
「また来させて貰います」
自然と手を繋いで
もっと深くなった繋がりに
隣を見れば、真島さんの優しい眼差しが
ある
私は、今まで感じたことのないこれが本当の独りじゃないって安心感なのかな、なんて思ってた
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