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お墓参り
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「なぁ、久美の母ちゃんの墓どこにあるんや?」
突然真島さんがそんな事を聞いてきた
『あー、お墓は千葉です』
「なんや、結構離れとんのやな」
「千葉のどこや?」
『○○市です』
真島さんは、スマホで検索してる
「ああ〜有名な神社あるとこやな」
『知ってるんですか?』
「知っとるわそりゃ」
「なんや、田舎が千葉なんか」
『いえ、話すと長くなりますけど…』
「お前のことは何でも知っときたいんや」
んもぅ…キュンとくる
私は、母のお墓が何故千葉にあるのかを真島さんに掻い摘んで話した
「ほぉ〜ん、ならその母ちゃんの彼氏の母ちゃんの墓がある寺なんか」
『そうなんです。母が亡くなったときは兄と私まだ20歳そこそこで、お墓の事とかわからなくて…、母の実家は九州で、そんなに交流もなかったので…お葬式やその他諸々も母の彼氏さんがやってくれたんです』
「エライ出来た男やな」
『フフッホントに。お世話になりました』
真島さんは、私の髪を弄りながら聞いてる
『お墓も母が寂しくないように生前交流のあった彼氏さんのお母様のお墓の近くにしてくれました』
「なるほどのぅ」
『今でも、命日には卒塔婆が新しくなってます』
「久美の母ちゃん、愛されとったんやな」
『フフッ、まあまだ若かった私にはあまり理解が出来てませんでしたけどね』
髭を弄りながら、何か考えてるような真島さん
「よっしゃ!墓参り行くで!」
『え?』
「ちゃんと久美の母ちゃんに挨拶せんとな」
『真島さん…』
「千葉なら日帰りでも行けるしな」
『嬉しいです』
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