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十五章 信じるか信じないか
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カチャ
兄弟は…いない
まだ来とらんのか?
「久美…?」
リビングにはいない…
「どこや久美」
寝室を見てみると
僅かな外からの光で小さな塊が見える
「久美?」
側に寄ってみると床に丸くなっている久美がいた
「おい、どないした?」
揺らしても反応がない
「おい!久美!」
抱き上げて顔を見てみる
月明かりでボーッと見える久美の顔は
……青白かった
「な、なんや、どないした!久美!」
足に何かが当たる
拾ってみると…薬の瓶やった
中身は殆ど無い、周りに散らばったのを見ても
半分以上飲んどる
クソッッ!
直ぐに久美を抱き上げて
車を用意させる
「急いで柄本んとこ行け!」
「は、はい!」
「久美?…久美?わかるか?」
俺はずっと久美に呼びかける
全く反応がない
柄本のとこに駆け込んで事情を説明する
薬の空き瓶を見せて
「なんてことを…直ぐに処置するから待ってろ」
どのくらい経ったのか
兄弟が来た
「おい!お前の組のもんに聞いたで、どういうことや!」
「死んでまうんかな…久美」
「なんやて!?」
「薬飲んどった…」
「なんやて!?…死のうとしたんか?!」
「俺のせいや…助からんかったらどないしよ…」
久美の笑顔がもう見れない?
久美の声がもう聴けない?
久美に触れられない?
嫌やや…そんなの
「まだ、わからんやろ?大丈夫や!助かる」
「しっかりせい!」
「久美…」
カチャ
「おい!久美は!」
「なんとか…」
「大丈夫なんか?久美は?」
「何でこんなことになったんだ?もう少しで死ぬとこだった」
「…俺のせいや」
「久美に、久美に会わせてくれや!」
「まだ目が覚めてない」
部屋に入ると、久美は本当にただ寝てるみたいやった
側に寄ると、息をしてる…良かった
「久美…スマン。お前のせいやない…だから目を覚ましてくれ…」
「兄弟…」
兄弟は…いない
まだ来とらんのか?
「久美…?」
リビングにはいない…
「どこや久美」
寝室を見てみると
僅かな外からの光で小さな塊が見える
「久美?」
側に寄ってみると床に丸くなっている久美がいた
「おい、どないした?」
揺らしても反応がない
「おい!久美!」
抱き上げて顔を見てみる
月明かりでボーッと見える久美の顔は
……青白かった
「な、なんや、どないした!久美!」
足に何かが当たる
拾ってみると…薬の瓶やった
中身は殆ど無い、周りに散らばったのを見ても
半分以上飲んどる
クソッッ!
直ぐに久美を抱き上げて
車を用意させる
「急いで柄本んとこ行け!」
「は、はい!」
「久美?…久美?わかるか?」
俺はずっと久美に呼びかける
全く反応がない
柄本のとこに駆け込んで事情を説明する
薬の空き瓶を見せて
「なんてことを…直ぐに処置するから待ってろ」
どのくらい経ったのか
兄弟が来た
「おい!お前の組のもんに聞いたで、どういうことや!」
「死んでまうんかな…久美」
「なんやて!?」
「薬飲んどった…」
「なんやて!?…死のうとしたんか?!」
「俺のせいや…助からんかったらどないしよ…」
久美の笑顔がもう見れない?
久美の声がもう聴けない?
久美に触れられない?
嫌やや…そんなの
「まだ、わからんやろ?大丈夫や!助かる」
「しっかりせい!」
「久美…」
カチャ
「おい!久美は!」
「なんとか…」
「大丈夫なんか?久美は?」
「何でこんなことになったんだ?もう少しで死ぬとこだった」
「…俺のせいや」
「久美に、久美に会わせてくれや!」
「まだ目が覚めてない」
部屋に入ると、久美は本当にただ寝てるみたいやった
側に寄ると、息をしてる…良かった
「久美…スマン。お前のせいやない…だから目を覚ましてくれ…」
「兄弟…」