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十二章 俺の心配事※
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『ちょっとお手洗いに』
「気ぃ付けてな」
『フフッすぐそこですよ』
「過保護やな」
私はお手洗いに行って、お化粧を少し直す
戻ろうとドアを開けると
目の前に秋山さんが立ってた
セレナのトイレはちょっと窪んだ所にあって
ブースにいる皆からは見えない
「久美ちゃん」
そう言うと、ドアの中へ押し込まれた
『あの!なんですか?』
「なんか、ヤキモチ妬いちゃった」
『はあ?』
「あんな顔するんだね…久美ちゃん」
『え?』
「いつもニコニコしてるけどさ、クシャッと笑うんだね」
『?』
「真島さんと一緒だと、そんな顔もするんだぁ」
『あ、あの…』
その時
バァン!
「なにやってんねん」
『真島さん』
「あー、たまたまですよ」
「遅いから見に来てみたらお前…」
「誤解ですよ〜何もしてませんって!」
「ホンマか?久美」
『あ、はい何も…』
「金貸しぃ、久美に手出しおったら…わかるよな?」
「はいはい、出しませんってば」
「久美、行くで」
真島さんに手を引かれてドアを抜けるその時に
もう片方の手をスルッと秋山さんが触った
驚いて振り向くと、またあの目をしてた…
久美がトイレ行ってからかえって来んなと
カウンターを見れば秋山も居ない
なんや嫌な予感や
すぐに見に行くとやっぱりそこには久美と秋山がいた
何もないと久美が言うもんやから
その場はちと脅すだけにしといてやったわ
こんな目の前にワシがおるのに、アイツはやっぱり油断出来んな
このまま久美と帰るわと兄弟達に告げて
車を回させる
「久美?ホンマに何もされとらんやろな?」
『はい、大丈夫です。来てくれてありがとうございます』
「言うても相手は男や、力では敵わんやろ?ホンマ気ぃつけや?」
『そうですね…気を付けます』
「俺の可愛い久美ちゃんは誰にも触らせとうないわ」
『フフッ、私は真島さんも誰にも触れてほしくないです!』
「アホか、俺はそないなエロオヤジやあらへん」
『えー?』
「久美にだけや」
カァーっと赤くなりよる久美に
軽くキスをして肩を引き寄せる
「俺は幸せモンやなぁ〜」
『なんですか急に』
「桐生ちゃんも兄弟も久美のこと気に入っとるやろ」
『それは、お友達としてですよ、それに冗談で言ってると思いますけど』
「まあ、今んとこな」
『は?』
「いつどうなるかわからんで、人の気持ちっちゅうのは」
『そうなんですかね…』
「アカンと抑えるとどんどん膨らんだりな」
『はあ…』
せや、あいつらも俺の女だから抑えてんのや
だから余計に離しとうないんや
いつ誰に掻っ攫われるかわからんで
「罪な女やな〜久美は」
『そんな大したもんじゃありません』
「男っちゅうのはな、女の笑顔に弱いんや。せやから惚れた女の笑顔はそれだけで勝てない武器やで」
『そ、そうなんですか…』
「俺も久美の笑顔にヤラれたしのぅ、それだけ久美の笑顔は最高なんや」
『私も真島さんの笑顔が好きですけどね』
「オッサンの笑顔か、ヒッヒッ」
『私にとっては、真島さんはとっても素敵で…カッコよくて大人で心が広くて優しくて…私なんかで本当に良いのか…その…悩んだりもしましたし』
「何言うとんのや」
かわええ事いうのぅ
思わず抱き締めたわ
「こんなにお前に惚れとるのに」
上目遣いで俺を見つめる久美の瞳が
揺れるのがわかる
ホンマに俺はコイツにガッツリ持ってかれとるな…
「気ぃ付けてな」
『フフッすぐそこですよ』
「過保護やな」
私はお手洗いに行って、お化粧を少し直す
戻ろうとドアを開けると
目の前に秋山さんが立ってた
セレナのトイレはちょっと窪んだ所にあって
ブースにいる皆からは見えない
「久美ちゃん」
そう言うと、ドアの中へ押し込まれた
『あの!なんですか?』
「なんか、ヤキモチ妬いちゃった」
『はあ?』
「あんな顔するんだね…久美ちゃん」
『え?』
「いつもニコニコしてるけどさ、クシャッと笑うんだね」
『?』
「真島さんと一緒だと、そんな顔もするんだぁ」
『あ、あの…』
その時
バァン!
「なにやってんねん」
『真島さん』
「あー、たまたまですよ」
「遅いから見に来てみたらお前…」
「誤解ですよ〜何もしてませんって!」
「ホンマか?久美」
『あ、はい何も…』
「金貸しぃ、久美に手出しおったら…わかるよな?」
「はいはい、出しませんってば」
「久美、行くで」
真島さんに手を引かれてドアを抜けるその時に
もう片方の手をスルッと秋山さんが触った
驚いて振り向くと、またあの目をしてた…
久美がトイレ行ってからかえって来んなと
カウンターを見れば秋山も居ない
なんや嫌な予感や
すぐに見に行くとやっぱりそこには久美と秋山がいた
何もないと久美が言うもんやから
その場はちと脅すだけにしといてやったわ
こんな目の前にワシがおるのに、アイツはやっぱり油断出来んな
このまま久美と帰るわと兄弟達に告げて
車を回させる
「久美?ホンマに何もされとらんやろな?」
『はい、大丈夫です。来てくれてありがとうございます』
「言うても相手は男や、力では敵わんやろ?ホンマ気ぃつけや?」
『そうですね…気を付けます』
「俺の可愛い久美ちゃんは誰にも触らせとうないわ」
『フフッ、私は真島さんも誰にも触れてほしくないです!』
「アホか、俺はそないなエロオヤジやあらへん」
『えー?』
「久美にだけや」
カァーっと赤くなりよる久美に
軽くキスをして肩を引き寄せる
「俺は幸せモンやなぁ〜」
『なんですか急に』
「桐生ちゃんも兄弟も久美のこと気に入っとるやろ」
『それは、お友達としてですよ、それに冗談で言ってると思いますけど』
「まあ、今んとこな」
『は?』
「いつどうなるかわからんで、人の気持ちっちゅうのは」
『そうなんですかね…』
「アカンと抑えるとどんどん膨らんだりな」
『はあ…』
せや、あいつらも俺の女だから抑えてんのや
だから余計に離しとうないんや
いつ誰に掻っ攫われるかわからんで
「罪な女やな〜久美は」
『そんな大したもんじゃありません』
「男っちゅうのはな、女の笑顔に弱いんや。せやから惚れた女の笑顔はそれだけで勝てない武器やで」
『そ、そうなんですか…』
「俺も久美の笑顔にヤラれたしのぅ、それだけ久美の笑顔は最高なんや」
『私も真島さんの笑顔が好きですけどね』
「オッサンの笑顔か、ヒッヒッ」
『私にとっては、真島さんはとっても素敵で…カッコよくて大人で心が広くて優しくて…私なんかで本当に良いのか…その…悩んだりもしましたし』
「何言うとんのや」
かわええ事いうのぅ
思わず抱き締めたわ
「こんなにお前に惚れとるのに」
上目遣いで俺を見つめる久美の瞳が
揺れるのがわかる
ホンマに俺はコイツにガッツリ持ってかれとるな…