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十章 傍にいれる※
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あの一件から、私は真島さんのお家に暮らし始めた
引っ越しは、まだ完全には終わってないんだけど、仕事にはここから通ってる
真島さんは、なるべく私を一人にしないようにと仕事が終わったら迎えに来てくれる
忙しくて来られないときは、西田さんや、南さんが来てくれてだんだん恐怖心も癒えてきた
『お疲れ様です。今日は西田さんありがとうございます』
「すいません、親父急に本部に呼び出されたらしくて」
『そうなんですか…』
「いやや!行かん!とか駄々こねてましたけどね」
『フフッ目に浮かびます』
「じゃあ、帰りましょうか」
『はい』
スモークがバリバリ入ったいかにもな車に乗り込む
これももう慣れたもんだ
流れるネオンを見ながら真島さんへメールを入れておく
(お疲れ様です)
(ご飯はどうします?)
(お疲れさん!家帰って食うわ)
(はーい)
(イイコで待っとれよ)
(はい!)
ご飯何にしようかな
あ、今日も湯さんから賄い貰ったんだ
ラッキー!
「姐さん、着きました」
『ありがとうございます』
「玄関まで送ります」
『え?いいですよ、ここで』
「駄目なんですよ…組長命令なんで」
『は…い…』
過保護過ぎやしない?
とは思うけど、この前の一件で真島さんはかなりナーバスになってる
自分のせいだって…
そんな事無いのに
ご飯の準備をして、先にお風呂に入る
上がったらビール飲んじゃおうかな〜
「久美〜」
あ、帰って来ちゃった
「久美〜どこや?」
『お風呂でーす!』
「なんや、先に入っとったのか、待っとれ」
ん?
ガラガラ〜
『キャァ!』
「なんや、そないびっくりする事ないやろ」
『だって、私入ってるんですけど…』
「あ?一緒に入るんや」
『ええええーー!』
「まぁーだ恥ずかしいんか」
『そりゃ…』
「ほれ、背中流してくれや」
『ええ!?』
「背中なら見えないからエエやろ」
『あ…はい』