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八章 ほんの始まり
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二人の間は至って順調…なのに
やっぱり、百合の言うとおりキャバ嬢さんたちの嫉妬の嵐が凄い
予想より凄い!
てか、そんなにキャバクラ行ってたのか!とも思う
とある日
仕事の帰りにドラッグストアによって、買い物をして歩いているとキャバ嬢らしき数人組に囲まれる
ああ…またか…
私が歩けばキャバ嬢が釣れる
錦山さんに言われた
はぁ…
「ねぇ、アンタが真島さんの彼女?マジで?」
『マジで?とは?』
「こんな普通の女なんだと思ってさ」
『はい、まあ私は普通の中に入ると思いますね』
「こんなつまらなそうな女より断然小春さんのほうがイイのに!」
すると
「やめなさいよ、どうせ飽きて直ぐに捨てられるわよ」
「ですよね〜真島さん小春さんにゾッコンでしたもんね!」
どうやら、この人がその小春さんらしい
うーん…美人だけど、それこそつまらなそうな女
「何よ」
『え?別に…』
「余裕こいてんじゃないよ」
『そういう訳ではありません』
「吾朗ちゃんは、時々こうやって珍しいモノに行っちゃうんだけど、ちゃーんと帰ってくるから。ま、今は貸しとくわ」
『真島さんは、物ではないので貸し借りはできませんね』
「アンタね〜!」
「やめなさい、そのうちわかるわよ」
「行くわよ」
言うだけ言って去ってった
何なのよ
わざわざあんな事言うために?
こちとらもう慣れっこよ
イライラしたから、セレナでも寄ろう
向かっている途中でまたキャバ嬢らしき人
「ねぇ、アンタ…」
『あーはい!わたしが!真島吾朗の恋人ですけど何か!?』
「は?何なのよアンタ」
『そちらこそ何ですか?』
「アンタみたいなどこにでも居そうなつまらない女がホントに吾朗ちゃんの彼女なの?」
『そうですね』
「吾朗ちゃん、たまにはお茶漬け食べたくなったんだね」
『はっ!お茶漬け!光栄です!』
「おい、久美何やってんだ?」
『錦山さん?』
「え…?あの錦山…さん?」
キャバ嬢が錦山さんと私を交互に見てる
「おい、まーた絡まれてんのかよ」
『はい、この道だけで2組目ですよ』
「あーあ、可哀想に、で?セレナか?」
『はい、ちょっと飲みたくなって』
「んじゃ行こうぜ」
「ちょ、ちょっと!まだ話終わってないわよ!」
「わりぃ!久美はお前らとは違うからさ」
「な、なんで!!」
『錦山さん?』
「お前らには絶対に無いもん持ってんの!じゃあな!もう声かけんなよ」