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大切な記憶〜END
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真島さんが、立ち上がり
棚の引き出しを開ける
その手に持たれていたのは
額縁に入れられた写真が2つ
「ほれ」
手に取ってみると
『…っ!!』
ア、アタシ…と真島さん…
アタシはウェディングドレスを着てる
もう一つは
アタシと、真島さん…桐生さん?なのかな?
『こ、これは』
「俺達や」
パリンっと音がして
蓋がされていた記憶が溢れ出す
『あ…あ、ああ』
真島さんが…アタシに初めてキスをした時
真島さんと歩いた神室町…
真島さんが連れていってくれた海
…吾朗さんが…吾朗さんがくれた沢山の愛…
「久美?」
『ご、吾朗さ…ん』
「久美!?」
「戻りおったか?」
『アタシは…吾朗さんの…お嫁さん』
「せや!」
待って、待って、なんで忘れてたの?
『どうして…そんな大切な事を忘れてたの?』
「それは…」
なに?えっ?
…っっ!
耳の奥にこびりつくようにずっとあった
あの聞きたくない声が…
「お前はもう終わりだ、俺に嬲られ…」
『あ、あぁ…いや!いや!』
「兄弟、やっぱり来たわ」
「ああ…」
「久美!」
久美を抱きしめる
『いや!いやぁー!』
「久美、聞いてくれ!」
『やだ…やめて…助けてぇ』
もう離さへんで
「久美、助けに来たで?もう怖くないやろ?俺が居るで?大丈夫や、こっち向いてみ?」
『はぁ…はっ…はっ…』
「久美、お前は一生俺の女や」
『吾朗…さん…ごめん…なさ…い』
「なんや?」
『アタシは…もう…汚れた…』
「っ!!」
「汚れてなんかない!ちゃーんと前の久美のままや!」
『でも、でも…』
「大丈夫や、俺がずーっと守ってやる…な?俺が居ったら怖くないやろ?」
『うぅ…吾朗さ……ん』
「スマンな久美…またお前に辛い思いさせて」
「久美、兄弟だけやない。皆居るで、大丈夫や」
『ひっく…冴島さん…』
「思い出したか?」
『なんとなく…ですが…』
「久美っ!」
ギューっと抱きしめる
『く、苦しい…です』
「スマン…」
「つい、嬉しくて…」
『だから、アタシは…また真島さんに惹かれたんですね…』
「辛いことまで思い出させてスマン。でもな、これからはなんでも一人で抱えなくてエエんや。俺も一緒に抱えたるからな、辛ろうなったらいつでも言うんやで?」
『真島さん…』
「ほなら、俺は帰るとするか」
「兄弟、おおきに」
「後は二人で話せや」
「おお…」
『冴島さん…』
「久美、大丈夫や、な?」
『はい…』
棚の引き出しを開ける
その手に持たれていたのは
額縁に入れられた写真が2つ
「ほれ」
手に取ってみると
『…っ!!』
ア、アタシ…と真島さん…
アタシはウェディングドレスを着てる
もう一つは
アタシと、真島さん…桐生さん?なのかな?
『こ、これは』
「俺達や」
パリンっと音がして
蓋がされていた記憶が溢れ出す
『あ…あ、ああ』
真島さんが…アタシに初めてキスをした時
真島さんと歩いた神室町…
真島さんが連れていってくれた海
…吾朗さんが…吾朗さんがくれた沢山の愛…
「久美?」
『ご、吾朗さ…ん』
「久美!?」
「戻りおったか?」
『アタシは…吾朗さんの…お嫁さん』
「せや!」
待って、待って、なんで忘れてたの?
『どうして…そんな大切な事を忘れてたの?』
「それは…」
なに?えっ?
…っっ!
耳の奥にこびりつくようにずっとあった
あの聞きたくない声が…
「お前はもう終わりだ、俺に嬲られ…」
『あ、あぁ…いや!いや!』
「兄弟、やっぱり来たわ」
「ああ…」
「久美!」
久美を抱きしめる
『いや!いやぁー!』
「久美、聞いてくれ!」
『やだ…やめて…助けてぇ』
もう離さへんで
「久美、助けに来たで?もう怖くないやろ?俺が居るで?大丈夫や、こっち向いてみ?」
『はぁ…はっ…はっ…』
「久美、お前は一生俺の女や」
『吾朗…さん…ごめん…なさ…い』
「なんや?」
『アタシは…もう…汚れた…』
「っ!!」
「汚れてなんかない!ちゃーんと前の久美のままや!」
『でも、でも…』
「大丈夫や、俺がずーっと守ってやる…な?俺が居ったら怖くないやろ?」
『うぅ…吾朗さ……ん』
「スマンな久美…またお前に辛い思いさせて」
「久美、兄弟だけやない。皆居るで、大丈夫や」
『ひっく…冴島さん…』
「思い出したか?」
『なんとなく…ですが…』
「久美っ!」
ギューっと抱きしめる
『く、苦しい…です』
「スマン…」
「つい、嬉しくて…」
『だから、アタシは…また真島さんに惹かれたんですね…』
「辛いことまで思い出させてスマン。でもな、これからはなんでも一人で抱えなくてエエんや。俺も一緒に抱えたるからな、辛ろうなったらいつでも言うんやで?」
『真島さん…』
「ほなら、俺は帰るとするか」
「兄弟、おおきに」
「後は二人で話せや」
「おお…」
『冴島さん…』
「久美、大丈夫や、な?」
『はい…』