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大事な笑顔
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『あっ!秋山さん?』
「久美ちゃん、僕も手料理食べたいなぁ…ね、今度作ってよ」
『え、え…あの…』秋山さんが腰に手を回して自分の方へ引き寄せる
「何やってんだ」
『桐生さん…』
「秋山、久美に手を出すのはやめとけ」
「なんでですか?」
「兄さんのものだ」
「久美ちゃんは、物じゃないですよ」
「秋山…」
『あ、あの…』
「久美は戻ってろ」
『は、はい』
秋山さんと桐生さんは裏口のドアから外へ
なんだか気になって少しドアを開けて聞き耳を立ててみた
「桐生さんだって好きなんでしょ?」
「…」
「沈黙はイエスと見なしますよ」
「好きだからって、本人が困る事なんか俺はしねぇ」
「認めましたね」
「だから何なんだ、俺は久美が好きだ。でも、兄さんと幸せになってもらいてぇ」
「自分が幸せにするんじゃなくて?」
「お前も見ててわかるだろ?久美の幸せそうな顔」
「ま、まあ」
「でも、僕だって」「無理だ」
「えっ?」
「アイツ… 久美には兄さんが必要だ。他の誰でもない、兄さんなんだ」
「なんでそんなにハッキリ断言できるんですか?」
「久美と出会って俺が自力でアイツの笑顔を引き出せたのは大分経ってからだ。兄さんは、会ったその日にやってのけた」
「でもそれは真島さんのキャラクターでしょ」
「そんな事はない、ただ面白くて笑ったんじゃない、ホッと安心するような笑いだった」
「ずっと不安でこの先どうすればいいのかわからなくなってた久美は、そんなに簡単に笑えなくなってた。毎日見てきたから俺にはわかる。例え笑顔になっててもそれは心の底から出た笑顔じゃない」
「それなら、何故まだ好きでいるんですか?」
「フッ、そんなに簡単じゃねぇ。」
桐生さん…
そんな風に思ってくれていたなんて…
「久美〜?」
あ、真島さんが呼んでる!行かなきゃ
まだ話の続きが気になったけど…
とりあえず席に戻ることにした
「久美ちゃん、僕も手料理食べたいなぁ…ね、今度作ってよ」
『え、え…あの…』秋山さんが腰に手を回して自分の方へ引き寄せる
「何やってんだ」
『桐生さん…』
「秋山、久美に手を出すのはやめとけ」
「なんでですか?」
「兄さんのものだ」
「久美ちゃんは、物じゃないですよ」
「秋山…」
『あ、あの…』
「久美は戻ってろ」
『は、はい』
秋山さんと桐生さんは裏口のドアから外へ
なんだか気になって少しドアを開けて聞き耳を立ててみた
「桐生さんだって好きなんでしょ?」
「…」
「沈黙はイエスと見なしますよ」
「好きだからって、本人が困る事なんか俺はしねぇ」
「認めましたね」
「だから何なんだ、俺は久美が好きだ。でも、兄さんと幸せになってもらいてぇ」
「自分が幸せにするんじゃなくて?」
「お前も見ててわかるだろ?久美の幸せそうな顔」
「ま、まあ」
「でも、僕だって」「無理だ」
「えっ?」
「アイツ… 久美には兄さんが必要だ。他の誰でもない、兄さんなんだ」
「なんでそんなにハッキリ断言できるんですか?」
「久美と出会って俺が自力でアイツの笑顔を引き出せたのは大分経ってからだ。兄さんは、会ったその日にやってのけた」
「でもそれは真島さんのキャラクターでしょ」
「そんな事はない、ただ面白くて笑ったんじゃない、ホッと安心するような笑いだった」
「ずっと不安でこの先どうすればいいのかわからなくなってた久美は、そんなに簡単に笑えなくなってた。毎日見てきたから俺にはわかる。例え笑顔になっててもそれは心の底から出た笑顔じゃない」
「それなら、何故まだ好きでいるんですか?」
「フッ、そんなに簡単じゃねぇ。」
桐生さん…
そんな風に思ってくれていたなんて…
「久美〜?」
あ、真島さんが呼んでる!行かなきゃ
まだ話の続きが気になったけど…
とりあえず席に戻ることにした