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花火大会※
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西田さんの運転で花火大会会場の近くまで連れてってもらう
「エライ人やな」
(ですねー)
「久美、絶対俺の手離すんやないで」
(はい!)
「お前、すぐ迷子になりよるからのぅ」
「親父!終わったら連絡下さい」
「おう!」
手を繋いで人混みの中を歩く
今日は、蛇皮入れ墨じゃないから誰も避けない
吾朗さん、背が高くて人より頭一つ飛び出てるから見つけやすいよね
アタシは通りの脇に出てる出店をチラチラ見ながら吾朗さんに手を引かれて歩いてる
「なんか食いたいもんあるか?」
(どれも美味しそうで迷っちゃうなぁ)
人混みの中だから、携帯を出せなくて目で訴えてみた
普段は首から携帯下げてるんだけど、流石に浴衣には合わないかなと…
「食いしん坊やのぅ」
通じた!
「ちょお、行ってみるか?」
(うん!)
「俺も若い頃組が出した出店やったの思い出したわ」
(えー!やってたんだ)
「俺はなトウモロコシ焼いてたで」
「暑うて、拷問やったわ」
(アハハ!こんなイケメンのお兄さんの焼いたトウモロコシ食べてみたかった!)
「お、カキ氷食うか」
(うん!)
「ほれ、久美は何味や?」
(うーん…メロン!)
指を指す
「ほな俺はイチゴや」
(なんか…イチゴ似合わないね…)
「お前今、似合わないとか思っとったやろ」
通じた!!
(アハハハハ!)
「コイツ!」
二人で奥のベンチに座ってカキ氷をゴリゴリ食べる
「うぅーーキーンと来るわ」
(ふふ、くるくる)
「久々に食うと美味いな」
(うん!美味しい)
「メロンも食わせぇ!」
(あー!そんなにいっぱい取らないでぇー)
吾朗さんのスプーンを抑える
「イチゴやるから食わせろ!」
(やーだー!)
「久美のケチ!」
(うふふふ、子供みたい)
「子供の頃にこんな祭りやらカキ氷やらなんて知らんかったからな」
(…)
「その頃から喧嘩しかしてなかったわヒヒ」
(これから沢山遊びましょーね)
「せやな!久美と一緒の方が楽しいわ」
ドーン!!
「おっ?花火始まったで」
二人して上を見上げる
(わぁーでっかーい!)
「ゴッツいな」
花火が打ち上がり始めると、吾朗さんがアタシの耳元で話し始める
「久美?幸せか?」
(うん!)
「俺もや」
「この先も俺の側に居てくれや」
(ずーっと居る!)
チュッ
吾朗さんが耳の下の所にキスをする
(っっ!!)
「こんな所で感じたらアカンで」
(もう!)
「ヒヒ!いつまでも初心やなぁ」
「あーーー!早よ帰って久美の浴衣を引っぺがしたいわーー!」
(ちょ!声が大きい!)
「大丈夫や、だーれも聞いとらん、みんな花火に夢中や」
(そ、そうだけど)思わず恥ずかしくて俯いた
吾朗さんはそんなアタシの顎に手をやる
クイッと上を向かせる
目の前には吾朗さんの顔…
「久美…」
唇にフワッと香るタバコの香りとイチゴシロップの甘い味
(甘いです)
「久美の唇…甘いで」
そう言うとペロッとアタシの唇を舐めた
!!!
「ヒッヒッヒ」
(もう!)パシパシ叩いてやる
「花火みたいにパッと咲く様な笑顔の久美に惚れたんや」
(…?)
「出会った頃な…笑顔がホンマに可愛らしゅーて、その笑顔が見たくて久美に会いに行っとったんやで」
(そ、そうなの?知らなかった)
「笑った顔も、照れた顔も…俺を夢中にさせんねん」
(…てれ)
「久美のぜーんぶ、愛しとるで」
(アタシも!吾朗さんのホントに全部ぜーんぶ大好き!)
「久美、帰ろか」
(え?まだ、終わってないよ)
「辛抱できんようになった」
(は?)
「早よ帰って久美のこと抱き潰す」
(ちょちょっとー)
「西田!直ぐ迎えに来い!」
結局こうなる…
「エライ人やな」
(ですねー)
「久美、絶対俺の手離すんやないで」
(はい!)
「お前、すぐ迷子になりよるからのぅ」
「親父!終わったら連絡下さい」
「おう!」
手を繋いで人混みの中を歩く
今日は、蛇皮入れ墨じゃないから誰も避けない
吾朗さん、背が高くて人より頭一つ飛び出てるから見つけやすいよね
アタシは通りの脇に出てる出店をチラチラ見ながら吾朗さんに手を引かれて歩いてる
「なんか食いたいもんあるか?」
(どれも美味しそうで迷っちゃうなぁ)
人混みの中だから、携帯を出せなくて目で訴えてみた
普段は首から携帯下げてるんだけど、流石に浴衣には合わないかなと…
「食いしん坊やのぅ」
通じた!
「ちょお、行ってみるか?」
(うん!)
「俺も若い頃組が出した出店やったの思い出したわ」
(えー!やってたんだ)
「俺はなトウモロコシ焼いてたで」
「暑うて、拷問やったわ」
(アハハ!こんなイケメンのお兄さんの焼いたトウモロコシ食べてみたかった!)
「お、カキ氷食うか」
(うん!)
「ほれ、久美は何味や?」
(うーん…メロン!)
指を指す
「ほな俺はイチゴや」
(なんか…イチゴ似合わないね…)
「お前今、似合わないとか思っとったやろ」
通じた!!
(アハハハハ!)
「コイツ!」
二人で奥のベンチに座ってカキ氷をゴリゴリ食べる
「うぅーーキーンと来るわ」
(ふふ、くるくる)
「久々に食うと美味いな」
(うん!美味しい)
「メロンも食わせぇ!」
(あー!そんなにいっぱい取らないでぇー)
吾朗さんのスプーンを抑える
「イチゴやるから食わせろ!」
(やーだー!)
「久美のケチ!」
(うふふふ、子供みたい)
「子供の頃にこんな祭りやらカキ氷やらなんて知らんかったからな」
(…)
「その頃から喧嘩しかしてなかったわヒヒ」
(これから沢山遊びましょーね)
「せやな!久美と一緒の方が楽しいわ」
ドーン!!
「おっ?花火始まったで」
二人して上を見上げる
(わぁーでっかーい!)
「ゴッツいな」
花火が打ち上がり始めると、吾朗さんがアタシの耳元で話し始める
「久美?幸せか?」
(うん!)
「俺もや」
「この先も俺の側に居てくれや」
(ずーっと居る!)
チュッ
吾朗さんが耳の下の所にキスをする
(っっ!!)
「こんな所で感じたらアカンで」
(もう!)
「ヒヒ!いつまでも初心やなぁ」
「あーーー!早よ帰って久美の浴衣を引っぺがしたいわーー!」
(ちょ!声が大きい!)
「大丈夫や、だーれも聞いとらん、みんな花火に夢中や」
(そ、そうだけど)思わず恥ずかしくて俯いた
吾朗さんはそんなアタシの顎に手をやる
クイッと上を向かせる
目の前には吾朗さんの顔…
「久美…」
唇にフワッと香るタバコの香りとイチゴシロップの甘い味
(甘いです)
「久美の唇…甘いで」
そう言うとペロッとアタシの唇を舐めた
!!!
「ヒッヒッヒ」
(もう!)パシパシ叩いてやる
「花火みたいにパッと咲く様な笑顔の久美に惚れたんや」
(…?)
「出会った頃な…笑顔がホンマに可愛らしゅーて、その笑顔が見たくて久美に会いに行っとったんやで」
(そ、そうなの?知らなかった)
「笑った顔も、照れた顔も…俺を夢中にさせんねん」
(…てれ)
「久美のぜーんぶ、愛しとるで」
(アタシも!吾朗さんのホントに全部ぜーんぶ大好き!)
「久美、帰ろか」
(え?まだ、終わってないよ)
「辛抱できんようになった」
(は?)
「早よ帰って久美のこと抱き潰す」
(ちょちょっとー)
「西田!直ぐ迎えに来い!」
結局こうなる…