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story after that
「久美ーーー!」
『??』
「おぅ!久美、今日な幹部会なんやけどその後セレナ行くで!」
(うん?)
「お前も行くんや!」
コクッ(* . .))
「セレナ行くんも久しぶりやな」
(´∀`)ウン
「飲みすぎんなよ、ギロッ」
( ・́ࠏ・̀)ヘヘ
吾朗さんは、ビシッとスーツを着て幹部会に出かけて行った
アタシはまだ声が出ないから一人では外出しないけど、今日は西田さんがたまには気分転換にと連れ出してくれた
公園のベンチに腰掛けて西田さんが、ポツリと話し始めた
「姐さん…その…」
(ん?)
「親父のことありがとうございます!」
(笑)
「親父…あの頃…凄い荒れてて、命捨ててるみたいな喧嘩の仕方してて…俺らもこのままじゃ親父死ぬんじゃないかって…」
(…)
「かと思えば、事務所に戻ると部屋に閉じこもって…一度微かに聞こえたんです」
(…)
「久美…すまん…って…言ってたんです」
(っ…)
「だから、まだ親父、姐さんの事を好きなんだって。」
「ぶっ飛ばされるの承知で、姐さんの所に行ってください!って言ったことあるんです」
「そしたら…ぶっ飛ばされるどころか、西田…すまんなって言って」
「あんなに荒れて相手をぶちのめしてたけど、本当は痛みを負うことで自分の事戒めようとしてたのかなって…」
「あ、でも親父めっちゃ強いですから、結局傷一つ負わず喧嘩終わっちゃって」
(笑)
(吾朗さんらしいです)
「ホントっすよね!でも、組のもんもみんなあんな辛そうな親父を見ていたくなくて…」
(皆さんにもご迷惑かけて…)
「そ、そんなこと無いです!寧ろ感謝してます!」
「今まで親父は喧嘩するしか楽しみがなかったんです。でも、姐さんと出会ってホントに毎日楽しそうで」
(楽しみすぎな時も多々ありますけど…)
「親父、なんでもとことんですからね〜」
(ほんと!)
「毎日姐さんの病室に通ってたときも、今日は久美が笑った〜とか久美が歩けた〜とかホントに嬉しそうで」
(ふふふ)
「実は、姐さんが退院して半年くらいかな、やっと桐生さんの居所がわかったんです」
(…)
「親父は直ぐに自分で運転して桐生さんの所に行きました」
「俺は心配だったんで…あの…喧嘩にでもなるんじゃないかと…だから俺が運転していきますって言ったんっすけど、これは俺と桐生ちゃんの問題や。って、ちゃーんと決着つけないと久美がずっと気にしてまうやろ?心配すんな、喧嘩しに行くんやないって」
「顔つきが穏やかだったんです。だから大丈夫かなと思って、それに姐さんのためって言うなら姐さんが悲しむことはしないよなって」
そうだったんだ…
「親父もずっと仕事と姐さんのところに行く合間に桐生さんのこと探してたんですよ」
「ホント親父ってタフっすよね!」
(ホントですね!)
「桐生さんの居場所は誰にも教えないで、ちょくちょく会いに行ってたみたいっす」
(!!)
「親父もなんだかんだ言って桐生さんのこと好きなんすね」
(うんうん!)
「だから、こうして前みたいに過ごせるようになって桐生さんも戻って来てくれて、姐さんも側にいて、親父凄い幸せそうっす」
「俺、親父が幸せそうなのが嬉しいっす」
西田さん…
「あ、今の話、親父には内緒で!怒られますから」
(はい!)
(西田さん、今まで吾朗さんのこと支えてくれてありがとうございます!これからも困った親父ですけど宜しくお願いします!)
「も、もちろんっす!」
「久美ーーー!」
『??』
「おぅ!久美、今日な幹部会なんやけどその後セレナ行くで!」
(うん?)
「お前も行くんや!」
コクッ(* . .))
「セレナ行くんも久しぶりやな」
(´∀`)ウン
「飲みすぎんなよ、ギロッ」
( ・́ࠏ・̀)ヘヘ
吾朗さんは、ビシッとスーツを着て幹部会に出かけて行った
アタシはまだ声が出ないから一人では外出しないけど、今日は西田さんがたまには気分転換にと連れ出してくれた
公園のベンチに腰掛けて西田さんが、ポツリと話し始めた
「姐さん…その…」
(ん?)
「親父のことありがとうございます!」
(笑)
「親父…あの頃…凄い荒れてて、命捨ててるみたいな喧嘩の仕方してて…俺らもこのままじゃ親父死ぬんじゃないかって…」
(…)
「かと思えば、事務所に戻ると部屋に閉じこもって…一度微かに聞こえたんです」
(…)
「久美…すまん…って…言ってたんです」
(っ…)
「だから、まだ親父、姐さんの事を好きなんだって。」
「ぶっ飛ばされるの承知で、姐さんの所に行ってください!って言ったことあるんです」
「そしたら…ぶっ飛ばされるどころか、西田…すまんなって言って」
「あんなに荒れて相手をぶちのめしてたけど、本当は痛みを負うことで自分の事戒めようとしてたのかなって…」
「あ、でも親父めっちゃ強いですから、結局傷一つ負わず喧嘩終わっちゃって」
(笑)
(吾朗さんらしいです)
「ホントっすよね!でも、組のもんもみんなあんな辛そうな親父を見ていたくなくて…」
(皆さんにもご迷惑かけて…)
「そ、そんなこと無いです!寧ろ感謝してます!」
「今まで親父は喧嘩するしか楽しみがなかったんです。でも、姐さんと出会ってホントに毎日楽しそうで」
(楽しみすぎな時も多々ありますけど…)
「親父、なんでもとことんですからね〜」
(ほんと!)
「毎日姐さんの病室に通ってたときも、今日は久美が笑った〜とか久美が歩けた〜とかホントに嬉しそうで」
(ふふふ)
「実は、姐さんが退院して半年くらいかな、やっと桐生さんの居所がわかったんです」
(…)
「親父は直ぐに自分で運転して桐生さんの所に行きました」
「俺は心配だったんで…あの…喧嘩にでもなるんじゃないかと…だから俺が運転していきますって言ったんっすけど、これは俺と桐生ちゃんの問題や。って、ちゃーんと決着つけないと久美がずっと気にしてまうやろ?心配すんな、喧嘩しに行くんやないって」
「顔つきが穏やかだったんです。だから大丈夫かなと思って、それに姐さんのためって言うなら姐さんが悲しむことはしないよなって」
そうだったんだ…
「親父もずっと仕事と姐さんのところに行く合間に桐生さんのこと探してたんですよ」
「ホント親父ってタフっすよね!」
(ホントですね!)
「桐生さんの居場所は誰にも教えないで、ちょくちょく会いに行ってたみたいっす」
(!!)
「親父もなんだかんだ言って桐生さんのこと好きなんすね」
(うんうん!)
「だから、こうして前みたいに過ごせるようになって桐生さんも戻って来てくれて、姐さんも側にいて、親父凄い幸せそうっす」
「俺、親父が幸せそうなのが嬉しいっす」
西田さん…
「あ、今の話、親父には内緒で!怒られますから」
(はい!)
(西田さん、今まで吾朗さんのこと支えてくれてありがとうございます!これからも困った親父ですけど宜しくお願いします!)
「も、もちろんっす!」
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