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3ー(36)変な男
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真島さんが、お客さんで来るようになって
お店でのトラブルが減った気がする…
多分、みんな真島さんがうちのケツモチだと思ってるんだろうな
いつも、ママが必死にお客さんを宥めなきゃいけなくなるから
それはそれで助かってる
扉が開く
山口さんだ
心にもなく甘い声を出す
『山口さ〜ん、いらっしゃい』
「久美ちゃん、今日も可愛いね」
そう言うと、お尻を触ってくる
『もぅ!』
やんわり手を退かす
席に案内して、ボトルを出す
『あ、もうなくなっちゃうよ?』
「じゃ、もう一本入れといて」
『はーい』
カウンターに戻ってボトルを用意してると
カランコロン♪
『あ、真島さん!』
真島さんは、しょっちゅうと言うほどではないけどよく来てくれる
今日は、まだお客さんも少ないから私にも飲ませてくれるって
ゆっくり飲もうと思ったけど、山口さんに呼ばれちゃった
真島さんに謝って、山口さんの隣に座ると直ぐに腰に手を回してくる
別にこのくらいなんて事ない
「今日、いい?」
『んふ、大丈夫ですよ』
「じゃあ、ここで待ってるね」
『わかりました』
小さな紙片を受け取ってポケットにしまう
カウンターに戻ると
「アッチはもういいんか」
って聞いてきた
見られてたのかな…
真島さんに、あんな事までさせてるのかと
言われたから
ママに恩があるって話した
私の過去の事、蒼天堀にいた時
話してたら、改めて私ってどうしようもない女だなって…
急に、真島さんが私の髪をかきあげた
ドキッとした…
思ったより細い指が髪を通っていく時
なんだか、懐かしい気分になった
でも、そんな事してもらったことなんてないよな