苗字は固定になります
27-(61)葛藤
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
久美……
早よ会いたいわ
Rebirthに迎えに行ったのに久美が居なくて一瞬焦った
やっぱりまだ俺の中で不安が残っているんやろか…
怪我した言うてたけど大丈夫なんか?
俺は急いで家へと向かった
ポケットから鍵を出して
オートロックを解除する
エレベーターが来るのももどかしい
ボタンを連打しても変わらないのに
これでもかと押しまくる
部屋の扉の前で深呼吸…
つい最近も同じことをしたのを
思い出し、「フッ」と息を吐いた
ガチャ
「ただいま〜」
『おかえり』
「一体どこ怪我したんや?」
『あ〜、ちょっとドジった、アハ』
久美の手には包帯が巻かれてる
「おい、どないしたんや?切れたんか?」
久美が包帯の巻かれた手を押さえながら
『ちょっと切れただけだよ、大したことないって』
「…なんか、あったんやろ?言うてみ?」
『…ん』
「な、どんな事があってもお前の事は離さん言うたやろ?」
『うん…』
『とりあえず、先にご飯は?』
「あ?おお、確かに腹へっとった」
『そんなに走り回ったの?』
「そ、そんなでもないで?こんくらいまだ余裕や!」
『フフッ流石!』
飯を食って久美がビールを持ってくる
「おお、ええな」
『お店開けてすぐ帰って来ちゃったから飲んでないんだ〜』
「お前、怪我しとるのに飲んだらアカンやろ」
『ゴローちゃんにそれは言われたくないな』
「俺はええんや!」
『アタシもええの!』
「なんや、飲まんと話せんようなことか?」
『フウ…ん、まぁそうかな…』
「そうか…わかった!なんでも言うてみ!ドンと来いや!」
グイッとグラスを空けた久美の口から出た言葉に
俺は…
頭が真っ白になった