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22ー(56)嘘
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ズキンッとする頭の痛みで目が覚めた
いつの間にかベッドに寝てたんか…
ボヤケた目の前には女
「ッッ!」
ありえん…
んなアホな…
昨日隣で飲んどった女が寝ていた
嘘やろ…
ヤッてまったんか?
もちろん、二人とも裸やった
「ん…」
女が目を覚ます
「んん…真島さん?」
「…」
頭の中が真っ白や
と、とにかく! 起きよう!
「もう、起きちゃうの?」
「は?あ、ああ…」
「昨夜、朝もしたる!って言ってたのに」
ゴクン…
「こんな気持ちええの初めてやぁ〜って」
嘘や…
「酔っとったんや…んなもん」
「んふ、でも何度も私の名前呼んで⸺」
「んなこと、覚えとらんわ」
「そうなんだ…でも私はぜーんぶ覚えてるから」
アカン…
アカンでこれは!
久美と一緒に居るようになって、ホンマに一度も他の女抱いたことなんてなかった
危ない事は何度かあったが
こんなヤクザでも久美に対する罪悪感でやれんかった
俺は女のことなんか放っといてそのまま服を着て、数枚の札をテーブルに置いて
「ほなな」
と平静を装い部屋を出た