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18−(51)虎&般若
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あれから、親父と風間の叔父貴と三代目のおかげで兄弟の無実が証明されることとなる
どうやったのか聞いても教えてはくれなかった
当事者なのに、巻き込まれないようにやと…
どうやら裏で取引があったみたいやな
兄弟が一人で乗り込んだあの襲撃は、結局誰一人殺してはいなかった
それに勘づいてた刑事も居ったようやが、単独で捜査してたのが仇となりどうやら消されたみたいや
だから親父が絶対一人でやるなと言っとったんやな
兄弟の出所の日
俺は一人で行くのが怖くて
久美も連れていった
『アタシまで来ちゃって良かったのかな』
「ええやん、どうせ紹介したいしやな〜」
『でも、兄弟でシミジミと水入らずの時間を過ごしたいんじゃないの?』
「なんか…久々やからな、恥ずかしいやんか」
『フフッ、まあ、盛り上がって来たら先に帰るね』
その扉から現れたアイツは
あの最後に会った時から何も変わらず
兄弟のままやった
「兄弟…」
「話は…風間の叔父貴から聞いたわ」
「そっか」
「スマン…行けなくて」
「兄弟…関西弁忘れとるで?」
「…」
きゅるるるる〜
『お腹空いた…』
「あ?」
「兄弟の連れか?」
「あ、ああ、せや」
「腹減っとるらしいで?エラいデカい腹の虫やな」
「肉でも食いに行くか」
「ええのぅ」
『やった…イエーイ!』
ワザと腹の音を鳴らせるのかコイツ
ホンマ…堪らん女や
三人で韓来にやってきた
道中の車の中ではあまり二人が喋らないので何故か久美が一生懸命喋っとった
『ね、特上カルビ食べてもいい?』
「ええで?好きなもん食い」
「兄弟も、久々やろ?美味い肉」
「せやな、腹壊しそうやな」
「ヒヒッ」