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10ー(43)俺のできること
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その後、セレナのママに聞いたところによれば
妹の手術を無事にやれたみたいや
経過もいいらしく、錦山も落ち着いたのかまたセレナにちょくちょく顔出すようになったらしい
ついでにママともいい感じみたいや
ま、錦山はもう大丈夫かのぅ
神室町を彷徨いとった時に、路地から喧嘩の声が聞こえた
普段ならスルーするところやけど、気になって覗いて見たら、一人の大人しそうな普通の男に五人
やられてまうな…と思って見とった
途中で加勢したるかと思ったら、その普通の男が、ゴッツイ重いパンチで次から次に倒していく
相手のパンチも交わす
あっという間に片付けおった
「おい、兄ちゃん」
振り返ると直ぐに殴りかかってきた
交わして蹴りを入れようとするも避けられた
ほぉ…
「兄ちゃん、やるな」
「はぁ…何ですかあなた」
「スカウトや」
「は?」
「兄ちゃん、何やっとる人なん?」
「いや、田舎から出てきて…すぐ絡まれました」
「なんや、なんかやりたいことでもあって出てきたんか?」
「いえ、特には…」
「よっしゃ〜!なら話は早い!ウチに来んか?」
「ウチって?」
「ワシ、真島吾朗、ウチの組に来いや」
「組…」
「名前なんや?」
「西田です」
「西田な!ちょうどカチコミ行けるヤツ探しとったんや〜」
「あ、あの」
「あ?」
「とりあえず、お前は俺の運転手やれ、免許持っとるやろ?」
「は、はい」
なんか、こんな適当に見つけた奴が
後に右腕にまでなるとはな
コイツなら、俺が居らん時も久美のこと守れるやろ
だから、直ぐに運転手にしたった
久美とも良く会う事になって、仲良く話すようになっとった
んで、久美は、相変わらずRebirthで働いとる
ママも久美の事を娘のように思っとるから楽しく働いとるし、別に辞めさせんでもええかなと思っとった
他の男にニコニコしとるのは気持ちええもんでもないけど…んなこと言うと小さい男みたいやん?
ま、俺よりええ男なんてそんな居らんやろヒヒッ
俺の組は、武闘派で日々あちこちの組を潰しちゃ広げとる
まぁ、恨みも相当買っとる
こんな日が、来ることもある程度予想しとった
久美が、攫われた