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9−(42)はじめての朝※
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二人ソファに座ってチビチビと飲んでた
『でも、なんで離れちゃったのかな…』
「ん〜、まぁ、約束したくらいやから嫌いで離れたんやないやろ」
『そっか、そうだよね』
「もしかしたら…」
『何?』
「俺が先にあの世に逝ってもうたんかな」
『…やだな…』
「ん?」
『先にとか…やだな』
「んでも、こんな稼業やからな〜」
『死なないようにしてね』
「頑張るわヒヒッ」
『もし…死んじゃう時はアタシも絶対連れてって、一人にしないで』
「…!?」
「お前…」
前にも言われた気がする…
もしかして…久美…が…
夢でいつも言っとったのは…「置いてってごめんね」だったんか?
「置いてもいかへんし、一人でもいかさんで?」
『ん…』
「ずーっと一緒や」
そう言って抱きしめた
強く強く
久美も俺の背中に腕を回し、しがみついてきた
「久美…」
顎を持ち上げ、その唇を奪う
『んん…』
舌を絡め、歯列をなぞり
どちらのものかわからない唾液を絡め合う
深くなる口付けに、久美の吐息が漏れる
「久美…ええか?」
『ん…いいよ』
ソファに久美を沈め上から見下ろす
その目は潤んで光っていた
こんなに繊細で壊れそうな奴やのにな
一人でよくやって来れたな…