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9−(42)はじめての朝※
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なんや、Rebirthのママが大阪に一泊二日で出かける言うんで明日明後日店が休みになるらしい
『なんか、お墓参りだって言ってたよ』
まあ、盆やしな
佐川の墓か
俺もそのうち行こかのぅ
「ほんなら、今日から一泊二日で俺ん家来いや」
『え?』
「どうせ暇やろ?」
『悪かったね〜』
「お泊まりセット取りに行って、今夜から来いや」
『いよいよ手を出すのかな?フフッ』
「お前なぁ」
「出すな言うんなら出さへんで?」
『え〜我慢できるの?』
「まあ、自分の顔殴って我慢するわヒヒッ」
俺の女にしてから、四ヶ月くらい経っとる
中坊の恋愛やな
そら、いつも我慢すんのも楽やないで
でも、そこに打ち勝つ自分も好きやったりする
『なんか、学生の恋愛みたいで楽しいね』
「せやな、俺らそんなもん経験しとらんもんな」
『もうすぐ三十路なのにぃ〜フフッ』
「歳なんか関係あらへんで?ええやないかこんなんも」
『真島さんって、ホント何者にも縛られないよね?世間の常識とか一般的なものとかにも』
「んなもん誰が決めたんやって感じやな」
『あ〜確かにね』
「やろ?」
「なんでどこぞの誰ともわからん奴が決めたことに従わなアカンねん、俺は渡世の親が言ったことには従うけどな、それ以外は自分で決めるわ」
『カッコイイ〜!』
「お前、ナメとんのか?」
『なんで?ホントにカッコイイよ、そんなふうに生きたい』
「生きりゃええやん、誰もダメなんて言わん」
『なら、アタシは真島さんの言うことには従う』
「あ?」
『ん?だって、真島さんだって親父さんの言うことには従うんでしょ?』
「それが極道の世界やからな」
『なら、アタシの世界では真島さんの言うことは絶対だと思うことにする』
コイツは時々こうやって真っ白な面を見せてくる
ホンマ、俺やなかったら良いように遊ばれるで?
まあ、今までそうやったんやろな
「まあ、ええで?けど、言うことはひとつや」
『何?』
「久美は、ずっと俺の側に居れ」
『…うん、居てもいいなら』
頭をくしゃくしゃっと撫でてやる
『閉店の片付けしてくるね!』
「おう」