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30ー見えない鎖
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あれから、私はこの部屋に閉じ込められている
服を着替えさせられたけど、何をされるわけでもない
夜になってアイツが戻ってきた
ガチャ
「久美、今日はビーフシチューだよ」
『…』
「まだそんな反抗的なのかい?強情だな」
「いいだろう、教えてあげるよ」
『な、何を?』
「君、元極道の男と暮らしてるよね?恋人だったか…」
『…』
「君が言うことを聞かないと、彼の命はないよ」
『な、なんで?』
「あんな男のひとりやふたりいつでも殺せる」
『そんな、そんなこと出来るわけない!』
「いくら腕っ節が強いって言っても、狙撃されたら終わりだよ?頭を一発…ね」
『そんなことしたら、あなたも捕まるじゃない』
「一流の殺し屋に頼んでるんだ、依頼主を明かすようなことはしない。それにそんなヘマはしないよ、それだけ金を積んでるんだからね」
「それに…ヤクザもんが一人死んだところで誰も騒がないねフフッ」
『卑怯者!』
「だからいったじゃない、金で手に入らないものは無い」
『…』
「彼のことは、常に狙ってるから僕がGOサイン出せば直ぐに殺せる」
「どう?わかった?君にはもう残された道はひとつしかないんだよ」
どうすればいい
考えるんだ、何かあるはず
こんな男の言いなりになんてなりたくない