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28ード緊張挨拶
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タジタジの真島さんを見たのは、二回目
前は娘に会わせたときね
「あ、あの…」
「はい?」
真島さんが、畏まって
「私は、つい最近まで東城会という反社会組織にいました。」
「…」
「今まで、とても褒められた人生送ってはおりません…ですが、東城会という組織は解散しました。これからは真っ当に働いてずっとお付き合いさせて頂いてた久美さんと一緒になりたいと思っております」
「これからも、必ず久美さんを守っていきます」
真島さん…
「久美の娘から聞いてました。初めは心配だったんですよ、正直…でも、あやが言ってました、久美が本当に幸せそうだって。まあ、それが一番じゃないですかやっぱり、それにもういい歳なんで、何も言うことは…これだけ、幸せにしてやって下さい!」
「絶対幸せにします」
知らないうちに涙が溢れてた
私って幸せなんだな
真島さんが、下で手を握ってくれた
「あやちゃんが言ってたけど、めっちゃ面白い人だって…」
「え!?あ…そう、そうなんや…」
照れて首の後ろを摩ってる
「もう、普段通りにして下さい」
「あ…はい」
『フフッ、真島さん、普段は関西弁なんだよ』
「そうなんですか」
『なんか、違う人みたい』
「そりゃ、ちゃんとせなアカンやろ」
小声で言ってくる
「いいですよ、これからも親戚付き合いありますからね」
「そ、そうですね」
こんな真島さん見たことない!
でも、こんなに真剣に考えてくれてたって事が嬉しい
「真島さんの方は、あの…ご両親とかは?」
「あ、僕の方はもう誰もおりません」
「そうなんですか…じゃあ、久美がしっかり支えてあげないとダメだぞ」
『は、はい』
並べられたお料理をみんなで食べながら
少しづつ打ち解けてくる
「さっきから見てると、久美さんすっごい愛されてるの分かる〜!」
『え?な、何?まいちゃん」
「お料理取ってくれたり、飲み物聞いてくれたり至れり尽くせりだなぁ〜と思って」
「なんだよ、俺がなんにもしない男みたいじゃないかよ」
「どっちかと言えば、私がしてあげてる方だと思うけど?」
『えー?お兄ちゃんちゃんとしてあげてよ』
「おいおい、なんだよ〜」
「真島さん、うちの嫁の前であんまいい男っぷり見せないで下さいね」
「いや、なんか…自然とやってしまうんですわ」
照れてる…
「自然とって、それがもう愛されてるって感じ!」
「いやぁ…はは」
「久美幸せもんだな」
『うん!』
こうして、なんとか無事に顔合わせが終わった
兄達と別れて二人で神室町に帰りセレナで飲み直す
『真島さん、ありがとうございました』
「さすがに緊張したわ」
『フフッ』
「兄ちゃん、しっかりしとるなぁ」
『カタブツでしょ?』
「いや、まぁ可愛い妹のことやからそうなるやろ」
『認めてもらえて良かった!』
「せやな、ホッとしたわ」
『カッコよかった…』
「ああん?」
『フフッ、真島さんカッコよかったよ』
「ヒヒッ、惚れ直したやろ?」
『うん!』
こうして、難関突破したのだった
後はもう沖縄へ行くだけ…だった