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27ー完成セレモニー
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バシッとスーツを着た真島さんと
黒のドレスを着せられた私
ドレスはシンプルだからいいんだけど
今日の真島さんは、ホントカッコイイ…
迎えの車に乗って
「久美…綺麗やなぁ」
なんて言うけど、そっちの方が反則
車から降りると、腰に回される手
上の階にある催事場で行われるセレモニーは
テナントさんや、工事に携わった企業のお偉いさんなど…結構凄いメンツ
緊張しちゃう
こ、こういうの…苦手
「俺の横でニコニコしとけばええ」
『うん』
ホント、私の気持ちバレバレなんだよね
色んな人が真島さんに挨拶にやって来る
「奥様ですか?」
「はい、そうです」
え?
「素敵な奥様ですね」
「ありがとうございます」
私も一緒にお辞儀する
元極道って事でもまだ色んな縛りがあるから私たちはまだ籍は入れてない
私まで縛られちゃうからってことで
「俺、ちょいあっちのオッサンに挨拶して来るからここに居れよ」
『うん』
と言って、真島さんは知らないオジサンの方へ
手持無沙汰な私は、ウェルカムドリンクをチビチビ飲みながら来客を見渡してた
「久美さん」
『あ、大吾さん』
「今日はまた一段と素敵ですね」
『またまたぁ』
「俺がエスコートしたいくらいですよ」
『フフッ』
『大吾さんも早く隣に立つ人探した方がいいですね』
「なかなか…」
また、会場を見渡すと目立つ人が…
『あれ、あのデッカイ金髪の人誰ですか?』
「え?なんでここに…」
『?』
「ああ、郷田龍司です。元近江連合の」
『へぇ〜ヒルズとなんか関係ある人なんですか?』
「さあ?」
その郷田という人が、真島さんに近づいて行く
二人は顔を見合わせると何やら話しているが、特にバチバチしてる様子もない
「真島さん、知り合いだったのかな…」
『前に、少し話を聞いたことはありましたけど、桐生さんと喧嘩したって、生きてるかどうかもわからないって言ってたけど』
真島さんが、郷田さんの肩をポンと叩いて
こっちに戻って来る