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22ー5年後
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迎えの車に乗って、真島さんのマンションに帰る
部屋に着いてとりあえずシャワーを浴びよう
ここにいると、一日何回もシャワーを浴びてる気がする…
髪を乾かそうとしたら
「久美こっち来いや」
『ん?』
「乾かしたる」
『え〜フフッ』
ソファに座ると、後ろからドライヤーを使って乾かしてくれる真島さん
「やっぱり好きや、久美の髪」
『なんか、もうすっかり金髪のイメージ』
「関西の龍みたいやなヒヒッ」
『え?なにそれ』
ドライヤーを終えて、隣に腰掛ける
「関西の近江連合っちゅうとこに前に居た龍を背負った男や、そいつもゴツイ金髪でな」
『へぇ〜、前に居たって今は居ないの?』
「東城会に喧嘩売って破門になったな、その前に桐生ちゃんとの喧嘩に負けてどうなったのかわからん」
『桐生さんと?』
「せや、龍同士の喧嘩や、生きとるのか死んどるのかもわからんわ」
『でも、桐生さんは殺さないですよね?なんとなく』
「まあな、せやけどその後どうなったんかわからんからのぅ…」
『色々あったんですね』
「まあ、ギリギリあの頃は極道も元気だったわな」
『私としては、極道が今も元気いっぱいだと心配事が増えるからなぁ〜』
「ヒヒッ、暴れん坊がここに居るからな」
『でも、何処かでは暴れてる真島さんも好きだったりする』
『歳と共に落ち着いてくるもんなんですかね』
「どやろ、俺まだまだめっちゃ元気やけどな」
恐ろしい…
「まあ、俺らくらいのもんはもうええけど、若いヤツらは早いとこカタギの世界に戻った方がええと思うわ」
『真島さんは、極道で居たいんじゃないの?』
「んや、俺は別に極道でないと嫌言うわけやないで?」
『え、そうなんだ』
「そんなにヤクザに未練無いわ、喧嘩も昔みたいに出来んしな〜」
「シノギもやりにくくなったしのぅ」
『へぇ』
「俺んとこでも、建設やれる奴はどんどん入れて資格取らしたりしてるで?」
『ホント?凄い!』
「大吾ちゃんもなんやら考えてるみたいやし、これも時代の流れやな〜」
『そういえば、桐生さん元気かな』
「おお、今度行ってみっか?沖縄」
『うわぁ〜!沖縄!行きたい!』
「ヒヒッまた楽しみが一つ出来たのぅ」
桐生さんは、突然沖縄に行ってしまった
沖縄で何を?と思ったら
自分が尊敬してた親父さん?が養護施設をやっててそこで桐生さんも育ったらしい
それで、自分も沖縄で養護施設の手伝いを始めたと
あの桐生さんが、子供を相手に…?とも思ったけど
「久美」
『ん?』
「ずっと一緒に居ってくれや?」
『一つだけ…お願い…私の事置いて死なないでね』
「ああ?」
『絶対…一緒に連れてってね』
『もう、離れたくないから』
ギュッと抱きしめられて
「わかった」
いつもより低い声で応えてくれた