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22ー5年後
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お泊まりの荷物を揃えて
支度をする
スマホから、あの頃聞いた曲が流れる
気に入ってる曲でセットリストを作ってくれて、二人ともよくそれを聞いてる
甘いラブソングが多いから
「聞く時は、俺が言ってると思って聞けや?」
なんて言って…
「二人の思い出の曲や」だって
結構臭いセリフ言うよね
口ずさみながら髪を結っていく
あれから髪は少し伸ばした
でも、真島さんが金髪がいいって言うから
色はそのままにしてる
もう、いい年になってるんだけどな…
ブルブルブルブル
『はい』
「今から出るから20分くらいしたら着くで」
『はーい』
「んじゃな」
随分早く来るんだな、夜じゃなかったのか…早めに支度しておいて良かった
真島さんこういう事よくあるからね
最近は、真島さんが運転してくる
極道の方はだんだん縮小していってて、建設業の方がほとんどを締めてきてる
もう極道では生きずらいんだって
確かに、特に都会の極道はどんどん減ってきてる
真島さんは、建設会社を大きくして
行き場の無くなる組員さんが働けるようにするって
やっぱり凄い人だよね
ププッと短く鳴るクラクション
窓から見下ろすといつもの車が娘の駐車場に停まってる
娘は、18になると直ぐに免許を取りに行った
その時の費用は真島さんが「誕生日プレゼントや」と言って出してくれた
出してもらったから一発で取らなきゃ!とあやも頑張ってたなフフッ
免許を取って、最初の頃はレンタカー借りさせて運転教えてあげたりしてた
大きなホームセンターの駐車場でやったよね
車を買いに行く時も
「んな若い子だとナメられる」
とか言ってついてきた
車のこととか保険のこととかなんてよく分からなかったし、…だから何気に助かったよね
それからは仕事には車で通って、もう運転も上手になった
一度、2台で買い物に行った時
「あやちゃん結構飛ばすな〜」
って
三人でご飯を食べに行くと、真島さんとあやがよく車の話で盛り上がってる
そんな二人を見てるのが凄く幸せ
鍵をかけて下へ降りる
荷物を後部座席に乗せて、助手席に乗り込む
と、お尻に違和感…
『なに?』
「ヒヒッ」
座る時に手を忍び込ませる真島さん
『ちょっと、それやめてって』
「ええやーん、触りたいんやもん」
と言いながら、キスをしてくる
『あ、口紅ついちゃうよ』
ペロっと舌なめずりをする
その顔やめて
『顔いやらしい!』
「久美と居るとなってまうんや、わかっとるやろ?」
『わかんない!そんな事』
「ヒヒッ、照れんなや」
「とりあえず、先に家行くか」
『冴島さんと約束は?』
「まだ、約束まで時間あるんや」
ん〜
またそれまで可愛がられちゃうのか…
身体もつかなぁ
「何考えとる?」
『何も?』
「多分、同じ事考えとったな」
『なに?』
「夜まで、抱かれちゃうのかな〜」
『ばか!』
「当たりやん」
『しないっ!』
「する!」
『やだ!』
「アカン!」
『…』
「なんか言えや、黙るな」
『言っても無駄なんだもん』
「ヒヒッんなら決まりやな、全身舐め回そ」
『やだぁーー!』