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22ー5年後
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ふぅ…
なんでこんなに物が多いのよ!
ホントに年内に片付くのかな
ブルブルブルブル
『もしもし』
「久美何しとった?」
『片付けしてたけど』
「ヒヒッあんまり根詰めんとしなアカンで」
『でも、このペースだと年内大丈夫かなって』
「あやちゃんの方はどないやねん」
『向こうもまだ部屋は見つけてないみたいだけど』
「ならゆっくりでええやん」
『えー!私は早くそっちに行きたいのに!』
「あ、スマンスマン、せやな」
『あ、今度あやの彼氏が挨拶したいって』
「ほぉ、しっかりした男やな」
『真島さん…一緒に来てね!』
「俺?俺なんか行かん方がええやろ」
『でも、あやが言ってるんだもん』
「あ?」
『真島さんも、来てねって』
「ま、まじか!」
『マジだ!』
「アカン、もう緊張して来た!」
『アハハハ!なんでよ』
「なんや、娘を取られるパパの気分や」
『やだ、彼氏に睨み効かせないでよ?』
「俺は、もう大人しくしとるよ…緊張で変なこと口走らんように」
『黙ってても怖いからなぁ』
「どないせぇっちゅうんや!」
『フフッいつも通りでいいんじゃない?』
「せやけど、変な男やったらぶっ飛ばしてしまうで?」
『変なやつだったら別にいいけど、殴る前にちゃんと私に言ってからね』
「お、おお」
『でも、私以上に人を見る目は厳しいあの子が認めた人だからね〜』
「そ、そうなんか」
『で、何か用事があったんじゃないの?』
「あ!せや!あんな、今夜、兄弟んとこと一緒に飯食おうって、嫁がお前に会いたい言うとるらしいわ」
『ああ、確かに久しぶりだな〜』
「んなら、夜また迎えに出る時連絡するわ」
『はーい』
「片付けで、腰いわすなよ」
『え?』
「飯食ったら俺ん家な」
『え!?』
「明日土曜日やろ」
『あ、そっか』
「今夜から連れ込むで」
『フフッ、連れ込むって』
「ずーっとくっついとこ」
『やです〜』
「駄目や!離さへん!」
『もう!』
「ほな、夜な」
『うん』
あの時、一緒に暮らそうって言ってくれた真島さん
なんだかんだあって、こんなに月日が流れてしまったけどやっと現実になりつつある
娘のあやに、彼氏が出来た
そして、二人で暮らすと言う
最初はびっくりしたけど、ちゃんと考えて二人で決めたことらしい
もう社会人だしね
という事で、引越しのために家の中を徐々に片付け始めたんだけど
何しろ物が多い!
元は私の兄も母も居た家だから物凄い!
あやが休みの日には、二人で汗だくでやってる
一応目標は年内
後半年しかないってのに!
大量のゴミ袋を何往復かで捨てて
シャワーを浴びた
冴島さんは、意外とすんなりと入籍した
相手はカタギの方だったけど、親御さんにも冴島さんは凄く気に入られたらしい
うん、わかる気がする
入籍のお祝いのちょっとしたパーティーの時に初めてお嫁さんの由香さんに会った
とっても可愛らしくて冴島さんがめちゃんこ可愛がってるのを真島さんが揶揄ってたなフフッ