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3ー再会
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頭上からの声に、真島さんが支えてくれたのか
と思った
『す、すいません!』
「別にエエで」
離れようとすると
「大丈夫なんか?」
と聞かれる
『えっと…大丈夫かと…』
「少し座ってろや」
と言って私をまたそこに座らせると
下に落ちていった携帯を拾いに行く
トントンッと階段を上がって
「ほれ」
と携帯を渡してくれた
『すいません、ありがとうございます』
「こんなとこで何やってん?」
『あ、待ち合わせしてたんですけど、ドタキャンです』
「ああ、そうなんか」
真島さんは、髭を触りながら
「ほな、時間空いたんやな」
『まぁ』
「また、付き合って貰おうかのぅ」
『フフッ、いいですよ、あ…でも』
「心配せんでも、女に金出させんで?コッチが誘っとるんのやし、今日は、まだ時間早いから一杯じゃなくてもエエか?」
『……はい』
「立てるか?」
真島さんが手を差し伸べてくる
黒い皮の手袋に包まれた大きな手を取る
『すいません』
グッと引かれて立ち上がる
階段を一段下にいた真島さんの顔が目の前にあってちょっと恥ずかしくなった
正面から見たの初めてかも
結構カッコイイ…?
なんて思いながら服を叩くフリして下を向いた