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17ー最終日
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完全に渋滞にハマってしまったけど
この時間もとっても嬉しいものになった
もうどこまで惚れさせたら気が済むの!?って
もう、離れられなくなっちゃう…
真島さん以上の人なんて絶対に居ないじゃん
すっかり空も暗くなり
渋滞も抜けて、見た事のある景色が近づく
色んなことが頭を掠めて
たくさん話してたいのに言葉が出ない
運転しながら時々手を握って
ハンドル握ってる間は私の手を自分の腿の上に乗せておく
「ずっと触れてたいんや」
なんて言って
信号で停ればキス
この旅行で、私たちは固く結ばれたし、私はもう真島さんに完全に溺れてしまった
家に着いてなかなか車を降りれない
そんな私をギュっと抱きしめた真島さんは
「ずっと傍に置いときたいわ、なーんもせんでいい、なんなら床の間に飾っときたいくらいやヒヒッ」
なんて事を言った
冗談めかしてるけど
胸が苦しくて、何も言葉を返せなかった
後部座席からたくさんのお土産と荷物を取ってくれる
「一人で持って上がれるか?」
『大丈夫』
「ほな、またすぐ連絡するわ」
『うん』
「一緒に居ってくれておおきに久美」
『…楽しかった、連れてってくれてありがとう』
「また行こうな」
『うん』
「早う家入り」
『うん』
「ほなな」
『はい』
車が走り出し
角を曲がって見えなくなる
まだそこに居たい気分だった