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13ー心を支える柱
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真島さんは、ビックリな事を言ってくる
旅行に行こうと…
『でも、遊びにまで西田さん付き合わしたら悪くないですか?』
今日は、二人で何処に行こうか計画を立ててる
「あ?俺が運転したら久美とイチャイチャ出来んやろ?」
『運転することあるんですか?』
「最近はほとんどないなぁ、ダンプなら何回かやったけどな〜、運転好きなんやけどな」
『真島さんの運転見てみたい』
西田さんに悪いなって言うのもあったけど、純粋に見てみたかった
「そ〜か?んじゃ二人で行くか?」
ニヤニヤしてる
『うん!』
「紅葉にはまだ早いしのぅ…」
『そうですねぇ〜』
『あ、久しぶりに海、見たいかも』
「おお、エエな。夏よりは人も少なそうやし」
「静岡…伊豆行こか」
『わぁ…伊豆、良く家族で行きました』
「海綺麗やしな」
『ワクワクしちゃいます』
「2泊3日…娘ちゃん大丈夫か?」
『大丈夫か聞いておきます』
「朝まで一緒に居れるの…初めてやな」
『あ…そ、そうですね」
「なんか、俺もワクワクしてきたわヒヒッ」
という事で
無事に娘の許可も得られたので
二人で伊豆へ行くことになった
私は、新しく服を買ったり化粧品を買ったり…ちょっと出費をしてしまった…
そのくらい楽しみ過ぎた
3日分の食事の準備も万端!
何かあったら直ぐに連絡してねと伝えておいた
お土産よろしく!と、チャッカリな娘
初日は朝から道が混むかもしれないから、夜中に出発
夜中に出発って、凄くワクワクする!
子供の時に、家族で車で出かける時に
夜中に起きて出発する時がいつもと違ってワクワクしたなぁ〜って
その時みたいに楽しみ過ぎて結局寝れずにいた
真島さんから、今からそっちに迎えに行く
とメール
ドキドキ…
私だけがこんなに楽しみにしてたら恥ずかしい
平静を装おう
15分位で真島さんが、「下に着いたで〜」と
思ったら上まで上がって来てくれた
「荷物持ったる」
『あ、ありがとうございます』
夜中なので、二人でヒソヒソ声で…
鍵をかけてOK
伊豆までは順調に行けば2時間
朝に着く感じだけどたっぷり時間がある
下に降りると、いつもの黒塗りの厳つい車ではなかった
でも、やっぱり高級車だけど…真島さんの車なのかな?意外にも国産車なんだな〜
ヤクザって言うと外車の勝手なイメージ
助手席に乗り込む
わぁ…シートが座り心地良すぎる!
「眠くないか?」
『ワクワクし過ぎて眼がギンギンです』
「ヒヒッ、子供みたいやな」
『真島さんは、大丈夫ですか?』
「俺も、ワクワクでギンギンやで?」
なんか、違う方に聞こえるのは考えすぎか…
というか、真島さんいつもの蛇ジャケットじゃないんだ…
そりゃそうか、あんな立派な刺青見えたら不味いよね
黒のタイトなズボンに、白いシャツを腕まくりしてる…やっぱり胸元は開けるんだ
シンプルだけど、モデル体型の真島さんはきっと何着ても似合いそう
それに、髪の毛もいつもみたいにカチッと固めてなくてサラッとしてる
見慣れない真島さんに、ちょっと緊張気味な私…