苗字は固定になります
11ー兄弟
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
真島side
前に、冴島の兄弟と飲んだ時に
「ワシ、大事にしたい女出来たわ」
と伝えた
「ほうか、会ってみたいもんやの」
「そのうちな」
久美に兄弟の事を話して、会わせたいと言ってみた
ホンマは、ヤクザの知り合いなんて増やすもんやないと思っとったけど、兄弟には会わせたかったんや
久美も会いたい言うてくれたから会わせることにした
この日は久美は休みやから昼から連れ出したろと思って昼に迎えに行った
昼飯を食って、初めて俺の家に連れてった
俺の部屋に久美が居る
と思ったらすぐ抱きしめてしもうた
ソファに押し倒してビックリして俺を見上げる久美を見てたら、ホンマ可愛いて…
いつもは、早う帰してやらんとアカンから
そない時間無いんやけど、今日は夜までたっぷり可愛がってやろうと思うとった
真昼間から発情してもーたわ
ホンマ反応がいちいち可愛くて、少し意地悪なことして困らせたり、ちと無理させてしもうた
飛んでしもうた久美の寝顔を見ながら
絶対に幸せにしたる…と誓った
二人でシャワーを浴びて
サラサラの髪を乾かしてやる
窓から入る光にキラキラとするこの髪も
大好きや
まだ時間があるから、俺の部屋着を貸してやったらデカすぎて子供みたいになっとった
これは反則やで…
男の夢やな
なんや、久美がここにずっと居るような…
一緒に暮らしたらこんな感じなんかなとか
想像してたわ
この時、初めて本気で笑う久美を見たんや
普段もよう笑うようになっとったけど、リラックスして、きっと家では…娘ちゃんとはこんななんやろなと思うた
笑うと八重歯がチラッと見えて可愛ええんや
言ったら照れとったな
夜になって兄弟が待っとる韓来に久美を連れてきた
ビビっとるな
兄弟デカいからのぅ
軽く挨拶して、俺はひたすら肉を焼いとった
久美が兄弟とたくさん話せるように
兄弟には、久美が体売っとった事は言っとらん
別に言う必要はないと思うたからな
なのに、久美は自分から話し出した
兄弟も少し驚いとった、俺の事をチラッと見て
俺と目が合うと全てを察したようや
さすが、兄弟やな
せや、俺はそんな事は気にせん
それでも頑張ってやって来た久美を褒めてると、母親の話をしだした
この時、なんで頑なに一人でやらなきゃと
他人を頼らんとやろうとしとったのかわかったわ
同じ境遇になって、母親と比べてたんやな
そうやったんか…
久美は久美でエエんやで?
十分ちゃんと出来とるで?
俺をもっと頼れや、それが嬉しいんやから