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1ー最低な女
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イメージ?どんなイメージ持たれたんだろ…
「ヒヒッ、ワシ真島や」
『真島さん』
「せや」
真島さんは、タバコを取り出す
「吸っても平気か?」
『あ、どうぞ、私も吸いますから』
「なんや、吸うんかい、エエで吸っても」
『あ、どうも』
私も自分のシガレットケースと百円ライターを取り出す
火をつけて、思いっきり煙を身体に入れて吐くと、スゥーっとイライラが抜けていく
「おっ?」
真島さんが、私のシガレットケースを見て
「エエ趣味や」
『ふふッ、真島さんのジャケットとお揃い』
今度はニコッと笑った
「美味そうに吸うなぁ」
『え?ああ、そうですか?』
「長いこと吸ってるやろ」
『ん〜、少なくとも二十歳からではないです、内緒で!』
「ヒヒッ」
ウイスキーのロックを氷を鳴らしながら飲んだ真島さんは
「しっかし、おっさん相手にようあんなやり合ってたな」
『ああ…慣れてますから』
「んまあ、そか」
『お金のためですけど…やっぱり我慢できない時もあります』
「ワシ、別に説教しようなんて思うとらんぞ?」
『はい?』
「ワシ、こう見えても極道やねん」
『見たまんまですけど』
「ヒヒッ、やから人に説教出来るようなもんやない」
『まぁ…そうなんですかね』
「気ぃつけや、それだけや」
『は、はい…』
そして、本当に一杯付き合ったら解放された
『あの、すいません、ご馳走様でした』
「エエって事よ」
「ほなな」
『はい』
そう言って真島さんは、颯爽と神室町の喧騒の中へ紛れて行った
ふぅ…
なんか、なんだったんだ?
でも、助けてくれたんだよね
有難い
今日の分は取り損ねたけど仕方ないか
はぁ…
私は時計を見て急いで帰路に着いた