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10ー幸せが染み込む時間※
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何度も何度も絶頂へ導かれ
私は、軽く意識が飛んでしまった
『んん…』
うっすら覚醒すると
隣で真島さんが、ジッと見てる
「大丈夫か?」
『んん〜…』
「スマンな、無理させたわ」
『ん、大丈夫…』
「可愛いくて仕方ないねん」
『んふ…』
「ホンマやで?止まらんくなる」
『体がもたない』
「体力付けぇ〜」
『このために?』
「せや」
『やぁだぁ』
「もっともっと久美と繋がりたいんや…」
真島さんが、私の鼻先にチュッとキスをしてくる
私も真島さんの鼻先にキスをした
そして、閉じられたままの左眼にも…
『好き…』
「俺もや」
ギュッと抱きしめられた
温かい…なんて安心出来る腕の中なんだろ
真島さんが、こんなに甘い人だとは思わなかった
普段も優しい、でもなんか…イメージとは違ったな
今までこんな人居なかった
これが…永遠に続けばいいのに
なんて…願ってしまう
ベッドで、散々イチャついて
二人でシャワーを浴びに行く
恥ずかしかったけど…
「久美のこのクビレ堪らんのぅ」
なんて言ってくれるから嬉しくなった
「こう、クビレから尻にかけて…堪らんッッ!」
と言って撫でてくる
『やッ!ちょっと〜!』
「今度はバックでやろヒヒッ」
『エッチ!』
シャワーを終えて、私の髪をドライヤーで乾かしてくれる
『フフッ至れり尽くせり』
「そら俺のお姫様やもん」
『んふ…』
「これ、ブリーチしてんのか?」
私の髪は金髪に近いショートボブ
仕事柄ずーっと髪は短い
『そうです、セルフなんで下手くそですけど…』
「サラッサラやなぁ、綺麗やキラキラして」
『真島さんの髪も、前髪下ろしてるの新鮮』
「そか?」
『なんか、若く見える』
「ヒヒッ」
照れ笑いをしながらまだ少し湿った前髪をサラサラっとイジる姿にキュンとしてしまった
こんな姿…私しか知らないのかも、なんて思うと嬉しくて仕方なかった
まだ、夜までには時間があるからって
真島さんのスエットを貸してくれた
真島さんは、180以上あるからチビの私が着たら大変な事に…
上着だけでワンピースになってる
スボンなんて、殿様みたい
『自分が子供になったみたいな気がする』
「堪らんなそれ」
『袖もこんなにながーいフフッ』
袖をブラブラさせると
「可愛ええことやめろ」
と言って抱きしめられる
スエットから、真島さんの匂いがする
凄く凄く落ち着く匂い
ソファに座って、スボンをたくしあげる
「ヒヒッ、スボン要らんのとちゃう?」
『ん…でも、スースーしちゃう』
「もっかい温め合うか?」
『せっかくシャワー浴びたのに?』
「まだ時間はあるで?」
『元気過ぎ!』
「久美がそうさせるんや」
『フフッ』
こんなに幸せでいいんだろうか…
私が、こんなに愛されていいんだろうか
こんなに素敵な人に…
「なんや?」
『ん…幸せ過ぎる…』
「ホンマか?」
『うん…』
「そら良かった、久美の幸せが俺の幸せやもん」
『なんで…』
「ん?」
『なんでそんなに…優しいの?』
「んなもん当たり前やろ、めっちゃ惚れとるんやから、理由なんてそれだけや」
『真島さんに出会えて、ホントに良かった』
「神様がな、今まで一人で頑張っとる久美見て、もうそろそろご褒美あげなアカンなぁって、それで俺に久美の事アマアマに甘やかしてやってくれって言いに来よったわ」
『もう!嘘ぉ〜』
「俺、嘘言わんって」
『ぷッ、アハハハ!』
真島さんは、私をジーッと見て
「そんなに笑った久美見たの初めてや」
『え…そ、そう?』
「八重歯…可愛ええな」
『そっか…な』
「んもぉ〜どこもかしこも可愛くて堪らん!」
と言ってギュッと抱きしめられた
夜になるまで、私はそんな風に幸せを噛み締めながら時間を過ごしていた