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8、解されていく
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真島side
そろそろ家に着いた頃やろか…
夕飯の支度の前に少し声を聴かせて貰おうかのぅと思って電話する
なんや神室町に出てきて飲んどるらしい
1人でか?危ないのぅ
聞くとセレナに来とった
声聴くだけで抑えよ思うとったけど、近くに居ると思ったら走り出しとった
セレナに着くと桐生ちゃんも居ったわ
ま、桐生ちゃんは一応カタギやからな大丈夫やな
桐生ちゃんもやっぱり久美のこと20代だと思うたらしい
童顔なんやなヒヒッ、可愛ええやろと桐生ちゃんをニヤリと見る
高校生の子供が居ることにもビックリしとったな
桐生ちゃんに子供とは会ったことあるのかって聞かれて、正直ドキッとしたわ
確かに…まだ家の場所すら教えてもろうとらん
俺のことはエエ、ヤクザやしな
娘ちゃんの事大切に思うとる久美ちゃんが好きなんや
桐生ちゃんと別れていつものように送ってやる
いつもの坂の下で車を停めると久美ちゃんが、『坂を登った所が家なんです』
と言ってきた
まさか、解禁か?
家の下まで車を走らせる
『ここの四階です』
と教えてくれた
たかだか家を教えてくれただけやっちゅうのに、俺は嬉しくてしかたなかった
ここまで俺を信頼してくれたことが、素直に嬉しかったんや
少しづつ、心を開いてくれとるんやな
「良かったですね、親父」
「うっさいわ!ボケ!」
ホンマ、おおきにやで…久美