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8、解されていく
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カランカラン♪
「久美」
『真島さんっ』「兄さん」
「あん?」
「なんや、桐生ちゃんもおったんか」
「ああ」
『お知り合い…ですか?』
「おう、喧嘩仲間や」
『喧嘩…』
「ヒヒッ、桐生ちゃんはワシの獲物や」
『??』
獲物?
「兄さんの女か?」
「せやな」
「女がいるなんて聞いたこと無かったな、危なくもう少しで声をかける所だった」
「なんやて?相変わらずスケコマシやのぅ…まあ、カタギの女やし、あんまりコッチと関わらせん方がエエやろ」
「ああ、そうなのか」
「久美っちゅうんや」
『あ、久美です…』
「桐生だ」
なんか、掴みにくい感じの人だな…
「兄さん、こんな若い女とどこで出会うんだ?しかもカタギなんだろ?」
「ヒヒッ、若い言うても35やで?さすがにワシ20代とか手ぇ出せんやんクック!」
『若くはないです…』
「そうなのか、若く見えるな」
「なぁ?俺も言うたやろ?」
そして、なんか桐生さんも一緒に飲むことに
「なるほどな、兄さんに助けられたってことか」
『はい、今でもずっと助けられっぱなしです…』
「兄さん何気に優しいからな」
「やめぃ!ワシ狂犬やぞ?」
「フンッ、女の前では忠犬だろ?」
「久美、桐生ちゃんはのぅ、堂島の龍っちゅう通り名があってな、ゴッツイんやで?元は東城会の四代目会長やったんや、一日で辞めたけどなヒヒヒッ」
『そ、そんな凄い方なんですね…』
「ワシの喧嘩仲間や」
『それってなんなんですか?』
「兄さんに喧嘩しろと付きまとわれてる」
「桐生ちゃんほど強い奴居らんからのぅ、喧嘩は強い奴とじゃなきゃ楽しくないやろ」
『なるほど…』
桐生さんという方は、低音ボイスでポーカーフェイスのクールな感じで
とてもモテそうな人だった
真島さんとは違ったタイプのイケメン
最近のヤクザってイケメン多いの?
しかも、真島さんが認めるほど強いって…
「あ?なんや桐生ちゃんに見惚れてんのか?」
『え!?ち、違いますよ』
「何言ってんだ兄さん」
「ヒヒッ」
「まあ、桐生ちゃんは俺も認めるイイ男や」
「やめろよ」
「照れんなて」
「兄さんには、ホントに色々世話になった、久美も兄さんに任せて頼れ」
「ヒヒッせやでぇ〜」
『は、はい…』
その声で呼び捨て…反則過ぎる…