苗字は固定になります
7ー包み込まれる※
name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
★真島side〜
二人で飲んどる時、今日はいつも酔わん久美ちゃんの頬がほんのり赤こうなっとる気がした
娘ちゃんが待っとるからいつも早めに帰す
この日もそろそろやなと思うたら、久美ちゃんが何やら携帯をいじって、もう少し一緒に居たいと言うた
きっと、娘ちゃんにメールしたんやろ
話に聞いとったが、娘ちゃんも高校生になって友達と遊んだり、今まで久美ちゃんにベッタリだったのが少し変わってきたらしい
なんや、娘ちゃんがまだ小さい頃に彼氏は作らんで欲しい言われとったって
なるほどな…そういうんもあったんか…
ママのこと大好きなんやな〜
ちゃんと子供と向き合っとったんやな久美ちゃん
偉いで、な?
それが、最近よく出掛ける母親を見て
彼氏解禁の許しが出たらしいわヒヒッ
俺のことはどんな風に話しとるのかわからん
ヤクザってのはさすがに言っとらんのやろな
仕事を辞めてから随分と柔らかくなってきとった
ガチガチに着てた鎧もアマアマに甘やかして少しずつ脱がせていった
今日は、少し酔って素直になっとる久美ちゃんを、無性に抱きたくなった
今までは、俺にしては珍しく我慢しとったで?
ま、普段なら出会ったその日に手ぇ出しとったわ
頷いた久美ちゃんの手を取って
ホテルに向かう
ラブホなんかに連れてかん
今までの体目当ての男とはちゃうとこ見せたろと、つまらんプライド出したった
エレベーターの中で我慢できずに
深く口付けると漏れる吐息で、久美ちゃんと一緒の時は奥底に眠らせてた狂犬が目覚めてくる
どうしようもなく滅茶苦茶にしたくなる
暴れだしたいのを何とか抑えつつ、たっぷり愛してやった
あんな仕事しとった割に反応が初心なんや
キス一つでも、呼吸乱して
いちいち可愛ええから堪らん
イッたのも初めてやと…
しょーもない男ばっかりやったんやな
ホンマにやりたくてやっとったんやないって思えたら、それまでこの身体に好き勝手やって来た奴らに怒りが込み上げた
怒りと愛しさで激しく久美ちゃんを求めた
その事をめっちゃ気にしとるけど、俺はそんな事より初めて抱いた久美ちゃんに溺れそうやった…いや、もうとっくに溺れとるか
二度と他の奴には触らせん
なんなら、過去の記憶も全部塗り替えたる
この時に、俺の愛をめっちゃ注ぎ込んでおいた
もう、忘れられんように…