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30ー見えない鎖
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「さ、移動するよ」
「東京からここまでだと、早くても二時間はかかるから、たどり着く頃にはここはもぬけの殻だけどねフフ」
私は、腕を引かれソイツの車に乗せられる
ここは、福島だと今わかった
周りには何も無い
もうホントに道はひとつしかないのか
私のために真島さんも娘も傷つけるわけにはいかない
それしかないの?
連れてこられたのは、さっきとは違って繁華街の中のマンション
コイツの家なのか?
「さ、入って」
中に入ると、何も無い部屋だった
「これから僕と君の生活に必要なものを置いていくからね」
「奥の部屋の寝室だけはちゃんと準備は出来てるよ」
「今日から、一緒に寝ようね」
ゾクッと鳥肌が立つ
嫌だ…
帰りたい…
真島さんの所に…
真島さん…
そう思うと、涙が零れた
こんな時に泣くことしか出来ないなんて…
手を引かれバスルームに連れていかれる
「毎日、僕が洗ってあげるからね。ぜーんぶ僕がやってあげるよ」
抵抗出来ない私の服を
一枚一枚脱がしていく
心が…崩れていく音が聞こえた…
ああ…やっぱり私の人生って
こんな感じになるんだな
それでも
これで守れるものがあるなら
やっぱりこれがあるべき道なのかな
真島さん…
この時から
見えない鎖が私を…
縛り付けた