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32、星を見に行こう
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それから、毎日久美の所に行って
ずっと手を擦り話しかけた
それしか出来んかった…でも久美のために何かせずにはおれんかった
話し掛け、体を毎日拭いてやる
痩せこけてしまった体を見るたびに
俺は、溢れる涙を止めることが出来なかった
情けない男や…俺は
「久美〜!来たでぇ」
「今日はな、ぎょうさんミカン持ってきたで!久美好きやろ?」
「ん〜んまっ!早よ久美も食べぇ!全部食っちまうで?」
「久美、桜が咲きはじめたで。暖かくなって来たで。あのときのオーシャンビューのホテルまた予約せんとな〜
バルコニーで酒飲みたいんやろ?」
「久美…久美…頼むわ…目開けてくれや…また俺 に笑いかけてくれや…」
『……』
「っ!」
「久美?」
『…っ』
「久美!目ぇ覚めたんか?久美!」
ガラガラ!!「柄本ぉー!久美が久美が!」
バタバタバタ
「久美?わかるか?」
『…』
「はぁ…良かった…意識は戻ってるみたいだ、喋ることはまだ無理かもな。まだこれからだぞ真島…」
「久美…」
久美が俺を見て涙を流した
「わかっとる!わかっとるよ久美…」
「久美…愛しとる…もう離さへん」
手を握ってやると、微かに指先が動いた
ずっと手を擦り話しかけた
それしか出来んかった…でも久美のために何かせずにはおれんかった
話し掛け、体を毎日拭いてやる
痩せこけてしまった体を見るたびに
俺は、溢れる涙を止めることが出来なかった
情けない男や…俺は
「久美〜!来たでぇ」
「今日はな、ぎょうさんミカン持ってきたで!久美好きやろ?」
「ん〜んまっ!早よ久美も食べぇ!全部食っちまうで?」
「久美、桜が咲きはじめたで。暖かくなって来たで。あのときのオーシャンビューのホテルまた予約せんとな〜
バルコニーで酒飲みたいんやろ?」
「久美…久美…頼むわ…目開けてくれや…また俺 に笑いかけてくれや…」
『……』
「っ!」
「久美?」
『…っ』
「久美!目ぇ覚めたんか?久美!」
ガラガラ!!「柄本ぉー!久美が久美が!」
バタバタバタ
「久美?わかるか?」
『…』
「はぁ…良かった…意識は戻ってるみたいだ、喋ることはまだ無理かもな。まだこれからだぞ真島…」
「久美…」
久美が俺を見て涙を流した
「わかっとる!わかっとるよ久美…」
「久美…愛しとる…もう離さへん」
手を握ってやると、微かに指先が動いた